小学館新書<br> 脳が若返る最高の睡眠―寝不足は認知症の最大リスク

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小学館新書
脳が若返る最高の睡眠―寝不足は認知症の最大リスク

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098253470
  • NDC分類 498.36
  • Cコード C0247

出版社内容情報

脳の機能を利用して快眠を手に入れよう

なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、寝過ぎてしまう・・・・・・など睡眠に何らかの難がある日本人は2000万人を超えるとも言われている。日本人の平均睡眠時間は、それまで睡眠不足大国と言われた韓国をも抜き、世界一短い国民でもある。日本人は眠る時間を削ってまで仕事ができることを美徳とする風潮が一部で残っているが、一晩徹夜すると脳の機能はビール大瓶1本飲んだのと同程度に低下する。徹夜明けに車を運転するなど自殺行為に近いのだ。
寝不足が続くと肥満になりやすく、糖尿病やうつ病、認知症など様々な病気のリスクが格段に高まり、がん患者は病の悪化を招くことが国際会議でも確認されている。眠りたいために寝酒をしたり、睡眠導入剤や睡眠薬を服用している人も多いが、副作用によって、さらに体に負担をかけることにもつながりかねない。
本書は脳研究の第一人者が自ら考案した「脳番地」という概念を元に、脳の機能を利用して快眠を手に入れる術を披露し、不眠に悩む人々の手助けとなる。

【編集担当からのおすすめ情報】
じつは私も20年以上に渡って睡眠導入剤・睡眠薬を服用していますが、「耐性」ができてしまって服用量は増すばかり。それでも寝つけないとアルコールを飲んでから睡眠薬を服用するという「禁じ手」を常態化させていました。様々な睡眠本を読んでも似たようなことばかりが書かれているのですが、著者の加藤先生が提唱する脳の機能を利用しての睡眠法はなかなか斬新です。早速、自分でも試して、効果を実感しています。

内容説明

なかなか寝付けない、中途覚醒など睡眠に悩みを持つ日本人は2000万人とも推計されており、先進国の中でも最も睡眠時間が少ない。寝不足によって認知症をはじめ、糖尿病やうつ病なども誘発する。睡眠は、心身の疲労回復をもたらすとともに、記憶を定着させる、免疫機能を強化するといった役割もあるから疎かにしてはいけない。本書は数多の睡眠本とは違い、脳研究の第一人者が「脳」という視点からアプローチし、睡眠問題を解決に導く。

目次

第1章 寝不足が認知症を引き起こす
第2章 寝ない人に万病が襲いかかる
第3章 長寿女性と成功者の睡眠習慣
第4章 眠れない脳が若返る脳番地睡眠法
第5章 感情を休息させる脳番地快眠法
第6章 今日からできる入眠実践法

著者等紹介

加藤俊徳[カトウトシノリ]
1961年、新潟県出身。医学博士。脳内科医。加藤プラチナクリニック院長。昭和大学客員教授。株式会社「脳の学校」代表。発達脳科学・MRI脳画像診断・認知症などの専門家。1991年に開発した脳活動計測「fNIRS法」は世界700カ国以上で脳研究に使用されている。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像法の研究に従事。帰国後は、独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用いて、1万人以上の診断、治療を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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