小学館新書<br> 早稲田と慶應の研究

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小学館新書
早稲田と慶應の研究

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098253258
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C0237

出版社内容情報

私学の二大巨頭をあらゆる角度から徹底比較

「早稲田といえば政経、慶應といえば経済」――そんな親世代の常識はもう古い。
慶應では、かつて「あほう学部お世辞学科」と呼ばれた法学部政治学科が、看板の経済学部を抜いて、今や慶應のエースとして君臨。一方、「政経にあらずんば早稲田にあらず」と言われた早稲田では、国際教養学部(SILS)の登場で、キャンパスの様相が一変。「社学のシャシャシャ」と替え歌に歌われ、どうしても早稲田に入りたい人の受け皿だった社会科学部も、今では第2エースの法学部と肩を並べる存在になっている。
学生たちも大きく変わった。ダサイの代名詞だったワセジョは、ファッション誌に登場する読者モデルの人数で、おしゃれで名高い慶應女子を抜き、バンカラを知らない早稲田男子は慶應ボーイに急接近。
受験の現場でも大変化。偏差値、志望者数、そして早慶ダブル合格した際の進学先。司法試験をはじめとする難関試験の合格者数対決にも異変あり。
親世代の常識との違いを明らかにしながら、学問の場としても、政財界のOB・OG人脈など卒業後にも及ぶ対決を、様々な角度から取り上げる。
早慶OB&受験生の親必見の目からウロコの新・早慶研究本。


【編集担当からのおすすめ情報】
ある会社で数年前に定年退職した人は辞める直前まで「俺は慶應出身なんだよ!」と約40年前の自慢話をし続けていたそうです。一方で早稲田の看板学部である政経学部出身者は「商学部や教育学部は早稲田じゃないから」と思い切り上から目線。ある発展途上国で日本料理屋を経営している女将さんによれば、駐在員の話題は会社ではなく出身校。お互いの母校が早慶と知るや、異国の地で「ゴルフ早慶戦」をするほどだと驚いていました。早慶の謎は深い。

第一章 もはや「経済の慶應、政経の早稲田」ではない
第二章 受験戦線異状アリ
第三章 ガクモンのしくみ
第四章 いまどきの学生事情
第五章 成功しているのはどっちだ?
<巻末付録>

オバタ カズユキ[オバタ カズユキ]
著・文・その他

内容説明

「早稲田の政経、慶應の経済」と言われたのは昔の話。私学の両雄に今、大きな変化が起きている。バンカラを知らない早大生。ファッション誌の登場回数でワセジョに抜かれた慶應女子。偏差値、志望者数、早慶ダブル合格の際の進学先。司法試験などの難関試験対決にも異変あり。政財界のOB・OG人脈など、卒業後にも及ぶ早慶戦の“昔と今”を、さまざまな角度から取り上げる。早慶OB&受験生の親必見の目からウロコの新・早慶研究本。

目次

第1章 もはや「経済の慶應、政経の早稲田」ではない(エース学部に異変;バンカラを知らない早大生 ほか)
第2章 受験戦線異状アリ(入試偏差値いま・むかし;ダブル合格後の二者択一 ほか)
第3章 ガクモンのしくみ(昔はなかった学部とキャンパス;「学び」の基本いま・むかし ほか)
第4章 いまどきの学生事情(大学のロケーション;昔と何が変わったか? ほか)
第5章 成功しているのはどっちだ?卒業後の早慶戦(「就職」から見える早慶像;難関試験の突破力 ほか)

著者等紹介

オバタカズユキ[オバタカズユキ]
ライター・編集者、『大学図鑑!』監修者。1964年、東京都生まれ。大学卒業後、一瞬の出版社勤務を経て、フリーライターになる。社会時評、取材レポート、聞き書きなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

九曜紋

11
大学の評価や学生気質などというものは、30年以上も経てば変わって当然である。私にとってのあの4年間は、この決して楽ではない人生の中で、かけがえの無いものだし、楽しかったことも、そうでなかったことも、セピア色になった。この本を読むことでしばしの間、時空を超えた旅ができたことに感謝。2018/07/14

newman

10
ともかく、楽しく読ませて頂きました。著者は、本当に良く知っているなあと感心しました。今の早慶はどうなっているんだーと熱心に読みました。いくつか疑問も。例えば、早慶ともに関東圏の出身者が大幅に増えているのは地方の高校の国立大学重視によるとしていますが、その前で書いている早慶の有力学部は新興勢力も追いつけないほどに入試偏差値が高くなってしまい、地方から入れるレベルではなくなっているというのもありかなと思います。両校とも地方から学生をと戦略を練っているのはいいことと思いますけど。東大、京大編も書いて欲しい。2018/07/30

まふ

7
早稲田が慶應より有名であるが、慶應の方が種々の分野で優勢であることを述べた内容で、新鮮味はない。が、慶應の中では経済学部に代わって法学部がダントツ一位になったことが新しい。そうは言っても経済学部の真の実力の前では法学部などたいしたことはない、ということであろう。2019/03/23

たか

6
なかなかおもしろいけど『大学図鑑』と重なる部分も多少アリ.2018/08/03

ドットジェピー

5
面白かったです2023/08/26

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