出版社内容情報
若者が使う気になる表現を取り上げ、どこが変なのかを解説。全体は二部構成。第一部は気になる日本語に関するコラム。第二部は、文化庁鈴木仁也調査官およびフリーアナウンサー梶原しげる氏との対談2本を収録。
内容説明
日々、新語や流行語が生まれている。新語は新しく造られた言葉のことで、主に若者の間で使われるが、流行語は必ずしも新語というわけではない。たとえば、昨今世間を賑わせている「忖度」という言葉は漢籍に出典のある歴史の長い言葉で、新語ではない。本書では、日本語学の泰斗が、新語・略語や流行語、また、慣用句・ことわざなどをウオッチングして、言葉の背景や意味の取違いの原因などを平易に解説する。
目次
第1章 変な日本語 気になる日本語(変な表現―本来の用法に照らしてウオッチする;基本、ユーザーの責任です―許容される用法か ほか)
第2章 世相を映して生まれる日本語 間違えやすい日本語(一匹羊―「ぼっち」な羊;マタハラ―自覚のない嫌がらせが蔓延 ほか)
対談1 梶原しげる×北原保雄(「やりもらい」の表現、確かに難しいですね;KYな時代の「世間ずれ」 ほか)
対談2 鈴木仁也×北原保雄(身の回りの「気になる日本語」;慣用句について煮詰めてみたら ほか)
著者等紹介
北原保雄[キタハラヤスオ]
1936年、新潟県生まれ。国語学者・日本語学者、文学博士。筑波大学名誉教授・元学長。現在、新潟産業大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sayzk
tolucky1962
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ふみ乃や文屋
KURENAI-XJAPAN