小学館新書<br> たけし、さんま、所の「すごい」仕事現場

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小学館新書
たけし、さんま、所の「すごい」仕事現場

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098252978
  • NDC分類 699
  • Cコード C0276

出版社内容情報

なぜ彼らの番組は長続きするのか

『世界まる見え!テレビ特捜部』『恋のから騒ぎ』などを立ち上げ、ビートたけし、明石家さんま、所ジョージの3人から絶大な信頼を受ける日本テレビプロデューサー・吉川圭三氏。彼が間近で目撃したテレビの3大天才の壮絶な仕事現場、プロ根性をあますことなく語る。
●極秘プロジェクト「フジテレビから明石家さんまを奪え!」
●通い詰めて1年、初めてさんまが与えてくれた「チャンス」
●高額セットを「いらん」といったさんまのプロ根性
●日本テレビの礎を作った『元気が出るテレビ』の破天荒
●テリー伊藤とビートたけしが共鳴した『元気』の壮絶現場
●苦しむテレビ屋の逆襲『世界まる見え』
●空気を作る天才・所ジョージは「カンペ」を読まない
●怒り狂う横山やすしすら操縦した所ジョージの現場力
●地下鉄サリン事件、その時ビートたけしは…
●『恋から』長寿の秘密は「卒業」にあり
●テレビは本当に「終わコン」なのか ?ドワンゴに出向してわかったこと?
など

【編集担当からのおすすめ情報】
ビートたけし、明石家さんま、所ジョージはなぜいつまでもテレビの頂点に君臨できるのか。テレビには決して映らないその秘密を、誰より間近で見てきたテレビマンが語り尽くします。3人をどう活かせば高視聴率番組が作れるか--それをずっと考え続けてきた吉川圭三氏は、現在の日本テレビ隆盛の最高の語り部でもあります。情熱のある仕事はきっと報われる--これは胸が熱くなるテレビ黄金時代の記録です。

吉川 圭三[ヨシカワ ケイゾウ]

内容説明

ビートたけし、明石家さんま、所ジョージの3人は、なぜいつまでもテレビバラエティの頂点に君臨できるのか―その秘密は驚くべきプロフェッショナリズムにあった。『世界まる見え!テレビ特捜部』『恋のから騒ぎ』など数々の大ヒット番組を立ち上げた日本テレビの名物プロデューサーが、「テレビの3大天才」の知られざる仕事現場を明かす。これは胸が熱くなる「テレビ黄金時代」の記録である。

目次

第1章 日テレ快進撃の前夜に出会った「怪物」たち(「明石家さんまをぶんどってこい」;フリートークの天才 ほか)
第2章 たけし・所と『世界まる見え』で大逆襲(土屋P『電波少年』前夜の不遇;海外ロケで「テレビの地獄」を味わう ほか)
第3章 さんまと『恋のから騒ぎ』(クイズプロジェクト;明石家さんま中毒 ほか)
第4章 所ジョージの品格と「ダーツの旅」(素人インタビューは「安易」で「安上がり」か;「ダーツの旅」の元ネタ ほか)
第5章 テレビはどこへ向かうのか(たけしはネットでもキラーコンテンツ;ジブリと『元気』の意外な共通項 ほか)

著者等紹介

吉川圭三[ヨシカワケイゾウ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、1982年に日本テレビ入社。自ら立ち上げた『世界まる見え!テレビ特捜部』が大ヒット。その後も数々の人気長寿番組に携わる。その後、制作局長代理・制作局エグゼクティブプロデューサーなどを経て、2013年より株式会社ドワンゴへ出向。現職は会長室・エグゼクティブプロデューサー。「ニコニコドキュメンタリー」の責任者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

36
日テレの名物プロデューサーのテレビマンとしての経験をまとめた新書。基本的に自慢話(笑)だが、失敗談もきちんと書いてあり好感が持てます。「世界まる見え特捜部」や「恋のから騒ぎ」、確かに面白かったなー。それらはたけし、さんま、そして所さんの3人の才能があってこそだっんだなあと改めて認識させられました。最近のテレビはどの局もマツコデラックス頼みになっており、先行きが心配(それ以外見るものないし)。「シン・テレビ」は果たして生まれるのでしょうか?ネットに負けずにカネをかけて良い番禺を作ってもらいたいものですね。2017/09/08

タルシル📖ヨムノスキー

25
元日テレの敏腕プロデューサーが、番組で関わったビートたけし、明石家さんま、所ジョージの人柄と仕事への向き合い方を振り返りつつ、今のテレビ業界の問題点と今後の課題についてまとめた本。そういえばいつの間にかテレビの画像と音声を「うるさい」と感じるようになり、本を読み始めたことをきっかけに、朝のニュース番組くらいしか観なくなってしまった。それにしても「元気が出るテレビ」はやっぱり凄い!早朝バズーカ、渚で彼女にオリジナルラブソングを歌ってあげよう、百人隊、ダンス甲子園、etc.どれをとっても破壊力抜群だったなぁ。2022/07/16

TakaUP48

20
元日テレの制作側から凄い3人を見てきて、今後のTV界を憂慮する1冊。日テレ出演をお百度参りならぬ365度参りで実現したという"さんま"。日テ系美女アナ「ご当地笑えるビックリニュース」の「私の嫌いな男」が当たって「恋のから騒ぎ」に。テリー伊藤とビートたけしの組み合わせでの「天才!元気の出るテレビ」は、全日本バラエティに影響を与えた。苦肉の策から「世界まる見え」を企画。「笑って○○」シリーズは、所ジョージの「常に茶の間を意識するという」気配りで続いてきたという。芸能界一の「自己管理能力」で「褒め上手」とも。2019/07/14

Daisuke Oyamada

9
著者は日本テレビプロデューサーです。 入社以来、ヒット番組にも恵まれず、 配属されると番組が終わってしまうことから、 「番組つぶし」の異名をとったこともあるという。 その後しばらく時を経て、自ら企画した、 「世界まる見え!テレビ特捜部」で初のヒット。 その後も「特命リサーチ200X」、「1億人の大質問!?笑ってコラえて」、「恋のから騒ぎ」など。様々な現場で指揮を取り・・・ https://190dai.com/2023/06/12/たけし、さんま、所の「すごい」仕事現場-吉川/2023/06/08

anken99

7
ほぼ一気読み。面白い。日テレプロデューサーの半世紀は、たけし、さんま、所さんとともに。三人の天才に関する話のなかで、やはり所さんに関しては唸らされるばかりだった。地頭の優れた気配りの天才といったところか。テレビが熱かった時代の話は、ついつい引き込まれるばかりだった。2019/06/19

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