小学館新書<br> 僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。

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小学館新書
僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098252909
  • NDC分類 483.13
  • Cコード C0295

出版社内容情報

0.05ミリの生物に賭けた起業家の挑戦

5億年前に地球に誕生したミドリムシは、植物と動物両方の性質と、59種の栄養素をもつハイブリッドな生物だ。この0.05mmの生命体は世界の食糧、環境、エネルギー問題を解決する可能性を秘めている。
1998年、東京大学在学中にバングラデシュを訪れた出雲充は、深刻な貧困に衝撃を受ける。「世界から飢餓をなくしたい」――そんな思いを胸に”魔法の食べ物”を探し始めた出雲が着目したのが、ミドリムシだった。
しかし、ミドリムシで緊急時の食糧や国産エネルギーを賄おうという国家プロジェクトは、80年代から20年間あらゆる策を尽くした結果、失敗に終わっていた。出雲は大学卒業後入行した銀行を一年で辞め、不可能と言われるミドリムシ培養に人生を賭ける決意をする。
'05年バイオベンチャー「ユーグレナ」を設立した出雲は、培養プールの確保ほか様々な困難、挫折、逆風を乗り越え、遂に世界初のミドリムシ大量培養に成功。'20年までにミドリムシ燃料によるジェット機の離陸を目指す。
「この世にくだらないものなんてない」と言う若き起業家の、不可能を可能にする情熱と奮闘の軌跡。起業を目指す人、何かに挑戦したい人必読の書。

【編集担当からのおすすめ情報】
2015年にユーグレナが設立した投資ファンド「リアルテックファンド」の話も。著者が憂える日本のベンチャー投資の危機的な状況とは? 青色LED、iPS細胞、リチウムイオン電池などに続き、日本人が生み出す「破壊的イノベーション」が海外に流出するのを防ぐために、何をすべきなのか。

出雲 充[イズモ ミツル]
著・文・その他

内容説明

「世界から飢餓をなくしたい」―大学時代、バングラデシュで深刻な貧困に衝撃を受けた出雲充は心に誓った。“魔法の食べ物”を探す中で着目したのが、ミドリムシ。植物と動物の性質と59種の栄養素をもつハイブリッドな生物だ。’05年バイオベンチャー「ユーグレナ」を設立した出雲は挫折と逆風を乗り越え、世界初の屋外大量培養に成功。「どんなくだらないことでもNo.1を目指せ」と言う若き起業家の情熱と奮闘の軌跡を追う。『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』(ダイヤモンド社)を新書化。

目次

第1章 問題と、自らの無知を知るということ
第2章 出会いと、最初の一歩を踏み出すということ
第3章 起業と、チャンスを逃さずに迷いを振り切るということ
第4章 テクノロジーと、それを継承するということ
第5章 試練と、伝える努力でそれを乗り越えるということ
第6章 未来と、ハイブリッドであるということ

著者等紹介

出雲充[イズモミツル]
株式会社ユーグレナ代表取締役社長。1980年広島県生まれ。東京大学に入学した98年、バングラデシュを訪れ深刻な貧困に衝撃を受ける。2002年東京三菱銀行に入行。05年株式会社ユーグレナを設立し、東大発バイオベンチャーとして注目を集める。同年世界初のミドリムシ屋外大量培養に成功。ミドリムシ食品を事業化し、化粧品やバイオ燃料など幅広い分野での展開を目指す。12年世界経済フォーラム(ダボス会議)で「ヤング・グローバル・リーダー」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Emperor

29
自分が惚れ込んだものの可能性を最後まで信じ貫く。まえから社長が書いてる本って抵抗があったけど、この人間味あふれる天才社長、そしてミドリムシ、最高にかっこいい。2019/03/10

たくや

21
誰だって特定の狭い分野で偏執的に追求していけば必ず一番になれる。という言葉が強烈に印象に残った。著者の凄いところは決して突き抜けた天才ではなく、敷かれたレールの上を降りることに不安を抱くごく普通の人だったことだ。そんな人がこれだけの偉業をなし、この世から栄養失調を無くすという目標に向かい今も進んでいるのは上記の言葉が信念としてあるからだと感じた。ミドリムシの持っている栄養価やバイオ燃料としての能力は聞いただけでワクワクした。子ども頃見たマンガや図解に書かれていた未来の青写真を見たような気持ちになった。2019/08/21

たんかれ~

13
出雲社長の「いま世界で、自分ほどミドリムシについて真剣に考えている人間はいないはずだ」という確信、これに尽きます。終始、出雲社長の熱意に圧倒されてました。ミドリムシは食物連鎖の最底辺にいて何となく地位は低そうだが、育成の過程ではCO2を効率良く吸収、食せば栄養価は極めて高く、バイオ燃料にも転用が利くなど、日本や世界の課題を一挙解決へ向かわせるポテンシャルを持つ。最近のニュースによると今後増産を進めるようなので、普及し安価になれば本当に地球を救う素材になりそうで楽しみです。サプリ試してみようかな。2022/04/07

ぐっち

8
この本を読んで出雲さんにお会いした時のことを思い出した。出雲さんは将来ミドリムシがジェット機を飛ばすと熱く語ってくれた。その時は、そんなことできるのか半信半疑だったが、この本を読んで確信に変わった。出雲さんなら本当に近い将来にミドリムシでジェット機を飛ばしてくれるのだと思う。2017/02/14

げんまん

6
世界の食糧難を救い、地球温暖化を防止し、新しいエネルギーになるかも知れない、まさに一石三鳥のミドリムシ。これからの研究にも益々期待が膨らみます。2018/10/01

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