小学館新書<br> 日本列島SOS―太陽黒点消滅が招く異常気象

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小学館新書
日本列島SOS―太陽黒点消滅が招く異常気象

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098252442
  • NDC分類 451
  • Cコード C0295

出版社内容情報

氷河期再来? あなたの知らない地球の現実

地球はまったく温暖化などしていない!? この驚くべき説が宇宙物理学者の間で支持されているといいます。じつはこの10年、地球の平均気温はほとんど上昇しておらず、オゾンホールも消滅し、CO2(二酸化炭素)による温暖化の根拠が崩れているのです。NASAの主任研究員を経て、神奈川大学の学長も務めた宇宙物理学の権威が、長年にわたる研究の末、太陽の黒点活動が弱まり、地球が寒冷化していると主張。17世紀に夏のロンドンで川が凍ったなど異常現象が記録に残されており、江戸時代には浅間山が大噴火して飢饉も起こりました。このままでは再度同様の厳しい環境となり、小氷河期に突入するというのです。最近、日本も冬は豪雪に見舞われ、次々と日本列島を襲う夏の台風やゲリラ豪雨、度重なる地震活動と火山噴火で、日常に不安を感じる人が多いことでしょう。これから生きていくために知っておきたい、太陽と地球の現実を解説します。

【編集担当からのおすすめ情報】
近年、北極圏などでオーロラがめっきり見られなくなったのも、太陽の黒点活動が弱まっているため。
環境によいとされるソーラーパネルも、じつは周辺の気温を上昇させ自然を破壊するとか。常識を覆す、目からウロコの新説も。

内容説明

地球は温暖化などしていない、むしろ寒冷化に向かっている!?NASAの上級研究員を経て、神奈川大学の学長も務めた宇宙物理学の権威が、太陽の黒点活動を長年にわたり研究。夏のロンドンで川が凍ったなど異常現象が記録に残されており、浅間山が大噴火して飢饉も起こった17世紀の小氷河期と同様の事態が起こりうるという。冬は豪雪に見舞われ、失継ぎ早に襲来する夏の台風やゲリラ豪雨、度重なる地震活動と火山噴火。不安を感じる日本で、これからを生きていくために知っておきたい、太陽と地球の現実。

目次

第1章 太陽と切っても切れない地球の関係(太陽の誕生;光のエネルギー ほか)
第2章 日本の歴史を支配した黒点(氷期の日本列島;ことばでわかる独自の縄文文化 ほか)
第3章 太陽に翻弄されたマウンダー極小期(太陽表面は無黒点状態;小さな氷河期 ほか)
第4章 気候変動を引き起こす原因(太陽エネルギーが地球に与える影響;太陽は変わる ほか)
第5章 変動する太陽と地球温暖化(太陽活動の長期変動と気候;太陽あっての私たち ほか)

著者等紹介

桜井邦朋[サクライクニトモ]
1933年、埼玉県生まれ。京都大学理学部地球物理学科卒業。京都大学工学部助手、助教授を経て、1968年NASA(アメリカ航空宇宙局)上級研究員。1975年メリーランド大学教授。帰国後、神奈川大学工学部教授。1993~1997年同工学部長、1997~2000年神奈川大学学長。理学博士。現在、早稲田大学理工学総合研究センター招聘研究員。横浜市民プラザ副会長を務める。横浜市民向けの講座を毎年30回ほど開講。日本を代表する宇宙物理学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺

8
2015年著。著者は京大で地球物理学で太陽について研究した。NASAの上級研究員の経歴もあり、日本を代表する宇宙物理学者。 太陽の活動とそれが地球に及ぼす影響について書かれ、その過程で「二酸化炭素地球温暖化」が否定される。割と単純な話で、「1940年代から1970年代に掛けて地球の気温は低下したが、二酸化炭素濃度は上昇を続けた。また2000年以降は気温の上昇が止まったが二酸化炭素(ry」だ。なお気温の測定は『地球はもう温暖化していない』同様、宇宙から。→続く2021/10/26

志村真幸

1
 著者は天文学者。太陽が専門だが、古天文学に関する著作も多い。  本書は、太陽黒点の増減が地球の温暖化/寒冷化に関係しているのではないかとの仮説に対し、徹底的な検証と反論を試みたもの。  初心者にもわかりやすく書かれている。  現在の温暖化に対して、批判的な立場から語られており、目から鱗であった。 2018/05/01

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