出版社内容情報
日本には、『日本国語大辞典』が、ある。
成人した大人が理解できる言葉の数はおよそ5万語といわれている。その10倍以上の言葉を収録した日本で唯一の大辞典が『日本国語大辞典』。
この、世界に誇る国語辞典の完成を支えたのは、著者を含む3代にわたる辞書編集者一族だった。
そんな辞書編集者一族の物語、日国誕生から完成までの秘話に加えて、「声に出して読めない日本語」「カンカンゴゴ~混乱する日本語」「百年の誤読が生き残る日本語」「全然OKな日本語」などなど…日本語にまつわるエピソードも満載。
辞書編集の第一人者である著者が軽妙洒脱に綴る「日本語の来し方行く末」。
内容説明
成人した大人が理解できる言葉の数はおよそ5万語といわれている。その10倍以上の言葉を収録した日本で唯一の大辞典が『日本国語大辞典』。この世界に誇る辞書完成の陰には、辞書編集に一生を捧げた父子三代の物語があった。祖父・父の遺志を継ぎ自身も辞書編集者となった著者が詳らかにする日国完成までの長大な時間。加えて“声に出して読めない日本語”など興味深いエピソードも満載。日本語の達人が軽妙洒脱な語り口で綴る日本語の来し方行く末。
目次
第1章 崖の下の編集所
第2章 辞書で引けない言葉たち
第3章 国語辞典の作り方
第4章 芥川龍之介は辞書を「読んだ」
第5章 辞書は、そして日本語はどこへ行く
著者等紹介
松井栄一[マツイシゲカズ]
1926年東京都生まれ。国語学者。辞書編集者。元山梨大学教授。『日本国語大辞典』初版と第二版の編集委員を務める。祖父の松井簡治、父の松井驥もともに辞書編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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