小学館101新書<br> 低線量放射線を超えて―福島・日本再生への提案

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小学館101新書
低線量放射線を超えて―福島・日本再生への提案

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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098251766
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C0295

出版社内容情報

健康で、安心して生きていくために

放射線については、その問題について専門家の間でも意見が分かれています。結局のところ、放射線とどのように向き合って生きたらいいのか?
長年、免疫の研究をしている理学博士がこれからの生き方を提言。
低線量放射線の影響とその克服法、福島の現状と支援方法、免疫力を上げる実践法を紹介します。
どの放射線関連本よりも優しく、わかりやすく、実践的に書かれた本書は、福島をはじめ被災地で生きる人々、さらには日本人に、正しい知識と危機意識、生きる勇気を与えてくれます。

内容説明

放射線については、その問題について専門家の間でも意見が分かれています。結局のところ、放射線とどのように向き合って生きたらいいのか?長年、免疫の研究をしている理学博士がこれからの生き方を提言。低線量放射線の影響とその克服法、福島の現状と支援方法、免疫力を上げる実践法を紹介します。どの放射線関連本よりも優しく、わかりやすく、実践的に書かれた本書は、福島をはじめ被災地で生活する人々、さらには日本人に、正しい知識と危機意識、生きる勇気を与えてくれます。

目次

第1章 3・11地震、津波、そして福島原発事故が起こった
第2章 低線量放射線の影響
第3章 生体が獲得してきた防護システム
第4章 がん化抑制最後の砦―免疫
第5章 免疫力を上げる方法
第6章 勉強、そして科学的に考えよう

著者等紹介

宇野賀津子[ウノカズコ]
1972年、大阪市立大学理学部生物学科卒業。京都大学理学研究科単位取得退学、理学博士。1986年、京都パストゥール研究所(現ルイ・パストゥール医学研究センター)入職。現在、基礎研究部インターフェロン・生体防御研究室室長。京都大学医学部・人間健康学科非常勤講師。日本インターフェロン・サイトカイン学会幹事、日本抗加齢医学会評議員も務める。性差・女性ライフサイクルの研究、女性研究者支援活動にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベンアル

10
会社の健康管理室で借りて読んだ本。2013年に出版し、免疫学の専門の女性研究者が執筆している。福島はチェルノブイリの放出量の10分の1、事故後すぐに牛乳の流通をやめた、日本人はヨードを普段から摂取し抗酸化作用のある野菜を採っており事故によるガンは少ないと考えている。科学的に分かりやすく説明している。放射線は過度に恐れるのはやめよう。2023/11/20

いずみ

1
著者は免疫学者なのだが、福島の低線量放射線の問題について、そもそも放射線数値のどこまでが危険な値なのかが医者と物理学者などで認識が異なっている(科学界で統一見解なかったのか!)ことにまずへえと思った。むやみに不安がることが体の免疫を落としてしまうこと、自然放射線のこと(0ベクレルは地球上であり得ない)など、丁寧に書かれていて面白かった。福島がんばれって改めて思ったし、なんといっても原子力発電所事故、早く終息して欲しい。2013/08/03

もよ

0
低線量被ばくについての解説と、著者の活動の記録が2:3くらいの印象。免疫学の視点が強め。生物系にとことん弱いので、この本をスタートに低線量被ばくについて勉強しようと思う。2015/09/10

sonsofmarket

0
誠実な姿勢で好感が持てた。科学的な基礎知識が無いので、内容についての是非は分からないが、自分なりに超訳すると①放射能の影響はあるが幸いにもそこまで深刻ではない②放射能の影響にびくびくするより、気分を明るくして生活する方がよい2013/12/05

Takeshi Ito

0
現実的な話で良かった。読むべき本だと思う。2013/11/23

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