小学館101新書
まずいラーメン屋はどこへ消えた?―「椅子取りゲーム社会」で生き残る方法

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098251643
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか

インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスに
とんでもない「大競争時代」がやってきた。
決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。
最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人が
あらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、
この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。
また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのかーー。
豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。

新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が
大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る
実践的ビジネスサバイバルの提案。




岩崎 夏海[イワサキ ナツミ]
著・文・その他

内容説明

インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスにこれまで存在しなかった「大競争時代」がやってきた。決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人があらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのか―。新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が大ベストセラー『もしドラ』の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る実践的ビジネスサバイバルの提案。

目次

第1部 椅子取りゲーム社会(「椅子取りゲーム社会」とは何か?;もう競争では生き残れない;どうすれば新しい価値を見つけられるか?)
第2部 生き残るための四つの方法(今あるものを捨てる;本質を見極める;隣にずれる;現場に還る)

著者等紹介

岩崎夏海[イワサキナツミ]
1968年、東京出身。東京藝術大学美術学部建築科卒業。1991年、秋元康氏に師事。以降、放送作家として多くのテレビ番組制作に携わる。アシスタントとして、AKB48の立ち上げなど秋元氏が携わった数多くのプロジェクトにも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つねじろう

20
インターネットの普及、情報の価値と価格の変化で大競争時代が到来した。それにより街からまずいラーメン屋が消え、本屋が消えて行ってる。その現象を分かりやすく解説してくれる。流石、もしドラの作者。その時代に生き残る四つの方法もドラッガーの理論をマーケティングとイノベーションを下敷きに展開、当然ながら奇手奇策は無い物の最後は現場に帰る所は共感を呼ぶ。三つ間の話も面白い。過去の成功は捨てるという話が出てくるがこの作者も、もしドラの成功を捨てるのは大変だよね、至る所でその話は出て来る。2013/07/01

ビイーン

19
表題は掴み。情報化社会は勝者さえも良い結果にありつけない。生き残る為には本質を見極めイノベーションを起こすことが必要とか。その他で「隣にずれる」、「現場に還る」の提言も参考になる。『もしドラ』も興味が湧いてきて読みたくなったが、これも著者の思惑の効果なのか。2017/03/29

hk

10
「善く戦う者は、勝ち易きを勝つ」 「生き残る者とは強い者でも賢いものでもない、変化し続けるものだ」 「小成は大成を阻む」 読書中にこれらの言葉が脳裏をよぎった。「企業の目的は顧客を創造することである」というドラッガーの至言を、著者の”もしドラ”執筆の舞台裏などから具体例を引いて噛み砕いて解説している。また情報技術が大きく発展したときに、文明水準が飛躍する理路は、歴史を見る目を涵養していくために汎用性が高い(識字率の向上により科学技術研究への参加者が幾何級数的に増えて、競争の原理で文明全体が底上げされる)。2016/05/01

しゅんぺい(笑)

5
『もしドラ』の岩崎さん。 頭のいいひとやなあというのがこの本を読んでの第一印象。 『もしドラ』を「読まれる本」として売り出したのではなく、「贈られる本」として売り出したのは、なるほどと思う。 容器スパンで考える、横にずれる、本当の顧客を見極める、専門性を掛け合わせる、など、イノベーションを起こすための方法を教えてくれる。 情報社会が発展するにつれ、ビジネスの現場がどうなっていっているのか、わかりやすかった。 完全にこの通りではないんだろうけど、それにしても殺伐としてる。2013/10/13

hk

4
キーワードは「イノベーションのジレンマ」だ。携帯音楽プレイヤーの雄であるソニーは、MD,CD分野の短中期的な売上縮小を恐れてハードディスク内蔵ウォークマンへの移行に踏み出せなかった。時代の変遷に気付いていながらも、新機軸に舵を切ることが出来ないこの現象を「イノベーションのジレンマ」と呼ぶ。コダックがデジカメを開発していながらフィルムへ拘泥して破産した顛末。GMがキャデラックを値上げし装飾的価値に特化させて自動車業界にブランド戦略という新風を吹き込んだ経緯。「購入者=読者」という先入観を打ち破り「購入者=第2016/04/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6821152
  • ご注意事項

最近チェックした商品