小学館１０１新書 東大ドクターが教える集中術

森田 敏宏【著】

小学館（2013/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 188p／高さ 18cm
• 商品コード 9784098251599
• NDC分類 141.5
• Cコード C0295

出版社内容情報

「すごい集中力が身につく技術」を伝授

長時間の心臓手術をやりぬくような「すごい集中力」は、どうやったら身につくのでしょうか。東京大学の現役ドクターが自らの経験と科学的知見に基づき、勉強にも仕事にも役に立つ「誰でもすごい集中力が身につく技術」を紹介します。
一言で「集中」といっても、受験勉強に立ち向かう際の集中とビジネスパーソンが仕事を完遂する際の集中力は、同じではありません。受験生がわき目もふらずに勉強することと、ビジネスパーソンが不測の事態が生じないように注意深く物事を進めることとは、違う集中力が必要とされます。
そこで、本書では集中術の極意を4つのS〔「同じ作業を短時間で仕上げるスピード集中」「長時間ひとつのことをやり続けるスタミナ集中」「たくさんある仕事から1つのだけを進めるセレクト集中」「目の前の一歩に傾注するステップ集中」〕に分け、その人の目標を達成するための具体的な方法を伝授していきます。

はじめに
第1章 集中の定義――集中の4つのS
第2章 スピード集中――同じ作業をより短時間で仕上げる技術
第3章 スタミナ集中――長時間一つの作業に集中し続ける技術
第4章 セレクト集中――たくさんある仕事の中から一つだけに集中する技術
第5章 ステップ集中――目の前の一歩に集中する技術
第6章 集中する技術――実践編
おわりに

内容説明

東京大学の現役ドクターが自らの経験と科学的知見に基づき、「誰でもすごい集中力が身につく技術」を紹介します。一言で「集中」といっても、受験生がわき目もふらずに勉強することと、ビジネスパーソンが不測の事態が生じないように注意深く物事を進めることとは、違う集中力が必要とされます。そこで、集中術の極意を４つのＳ（スピード集中・スタミナ集中・セレクト集中・ステップ集中）に分け、その人の目標を達成するための具体的な方法を伝授していきます。

目次

第１章　集中の定義―集中の４つのＳ
第２章　スピード集中―同じ作業をより短時間で仕上げる技術
第３章　スタミナ集中―長時間一つの作業に集中し続ける技術
第４章　セレクト集中―たくさんある仕事の中から一つだけに集中する技術
第５章　ステップ集中―目の前の一歩に集中する技術
第６章　集中する技術―実践編

著者等紹介

森田敏宏［モリタトシヒロ］
１９６５年千葉県生まれ。東京大学医学部卒業。医学博士。東京大学附属病院では２００８年まで心臓カテーテル治療のチーフを務め、年間五〇例程度だった手術件数を１０年間で六〇〇例に増やす。その一方、加圧トレーニングを導入（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[香菜子（かなこ・Kanako）]

東大ドクターが教える集中術。 森田 敏宏先生の著書。東京大学医学部卒の医学博士である森田博士から集中術が教われる良書。集中力がないと成功できない。集中力があればどんな人でも成功に一歩近づける。森田博士が集中術を惜しげもなく教えてくれています。勉強や仕事にも役立つ集中術。家事や子育てや芸術やスポーツにだって役立つ集中術。森田博士の集中術は誰にでも参考になりそう。

2023/12/11

[放蕩長男]

東大出の医学博士が、「集中」に対して語る本です。東大に入るためには、集中して勉強しなければなりません。長時間に及ぶカテーテル手術をするためには、集中が必要です。著者は、集中という概念をスピード集中、スタミナ集中、セレクト集中、ステップ集中という4つに分類しています。面白かったのは、セレクト集中の項目で紹介されていたサンクコストという概念です。これは埋没費用、すでに支払済で回収できない費用のこと。品を買って期待外れだった時、せっかく買ったからと気に入らないものに固執するより、さっさと見切りを、という話です

2016/08/06

[Ukyoaki]

医者が進める集中術で納得できるものであったが、斬新な感じではなかったかな。ただ、それなりに影響を受け、取り組み始めたことがあるのも事実です。

2019/07/26

[フラグ]

東大医学部卒の森田敏宏が教える集中術。集中するためには、4つのSがある。スピード集中、スタミナ集中、セレクト集中、ステップ集中だ。そもそも集中の定義は、あるものごとをスラスラ迷いなくすること。それを可能にするのは反復だ。脳の電気信号が、一定の配列をつくれば自然と体が動く。では、速くするには、限られた時間内に、パフォーマンスをする。終わりが見えていれば、自然と動作が速くなる。長期的に集中を保つには、食べ物や睡眠を良質にする。そして、自分に必要なことだけに集中。最後に時間を細切れにし、取り組む。 ★★★★☆

2013/04/13

[stki5236]

★☆☆☆☆

2015/11/11