小学館１０１新書 非選抜アイドル

仲谷 明香【著】

小学館（2012/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 190p／高さ 18cm
• 商品コード 9784098251315
• NDC分類 767.8
• Cコード C0295

出版社内容情報

スポットライトは私の隣の席に当たった！

いまや国民的アイドルグループとなったＡＫＢ48。その２００人を超す大所帯の中で、20人ほどの「選抜」メンバーに入るのはたやすいことではない。比較的古参のメンバーでありながら、過去3度の「総選挙」で「非選抜」となった仲谷明香が、そのポジションをなぜ「おもしろい」と思えるようになったのか・・・。
画面やステージからは伺い知ることのない、アイドルとしての過酷な日々と、逆境をバネに替えてしなやかに立ち上がっていく課程を、瑞々しい筆致で綴る。
もちろん「選抜」はすばらしい、でも「非選抜」の力と誇りもわすれてはならないーー。
すべての「非選抜」に生きる人たちへ元気を送る応援メッセージ。

内容説明

いまや国民的アイドルグループとなったＡＫＢ４８。その２００人を超す大所帯の中で、２０人ほどの「選抜」メンバーに入るのはたやすいことではない。比較的古参のメンバーでありながら、過去３度の「総選挙」とも「非選抜」となった仲谷明香が、そのポジションをなぜ「おもしろい」と思えるようになったのか―。画面やステージからは伺い知ることのない、アイドルとしての過酷な日々と、逆境をバネに替えてしなやかに立ち上がっていく課程を、瑞々しい筆致で綴る。もちろん「選抜」はすばらしい、でも「非選抜」の力も忘れてはならない―。「非選抜」に生きる人たちへ元気を送るメッセージ。

目次

序章　スポットライトの隣
第１章　なぜ私はアイドルになったのか
第２章　アイドルとしての過酷な日々
第３章　生き残り戦略
第４章　メンバーから見たＡＫＢ４８
第５章　小さな転機
第６章　訪れたチャンス
第７章　夢が叶う時
終章　非選抜メンバーとして生きていく

著者等紹介

仲谷明香［ナカヤサヤカ］
１９９１年岩手県生まれ。秋元康プロデュースによるアイドルグループＡＫＢ４８チームＡのメンバー。声優としても大いに活躍している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あつひめ]

この言葉が的確かどうかわからないけれど、この心の強さ。その強さは徹底的に自分に課している努力があるからではないだろうか。AKBに入ることはそこがゴールではなくチャンスの階段の踊り場かもしれない。AKBを足掛かりになりたい自分に近づく。いろんな挫折を味わっても、また違う角度から自分の心を見つめることができる心は自分を信じることから始まるのかも。発想の転換だなあ。

2015/12/17

[佐島楓]

諦めずに、やめないで、こつこつと何かを信じて続けていくこと。シンプルだけど、それが一番の夢への近道。

2015/10/07

[おいしゃん]

「どうせ選抜されないことの負け惜しみだろー」「どうせ本人が書いたわけじゃないんだろうなー」と、はじめは話半分に読んでいたが、すっかり引き込まれた。著者は「ウサギとカメ」での、まさにカメの努力を積み重ね、声優としての結果を残した。軽く読めるが、「置かれた場所で咲きなさい」や、相田みつをの至言に通じる部分もある。と言ったら大袈裟か…、でも良かった。

2014/07/05

[ノラネコ生活]

二十歳の記念に出した本が写真が一枚もない新書！ 帯の写真で著者がアイドルだと全くわからない。 著書の自叙伝で声優の夢をあきらめた中学生時代に同級生(前田敦子)がアイドルになったことから物語が動き出す。 序章に書かれている「第3回AKB総選挙」で1位の前田敦子が隣で呼ばれたときに「おもしろい」でぐっと持って行かれました。 AKBと言えば、今やTVで見ない日が少ないアイドルグループでもTVに映らない少女達が著者のように夢を持ちながら活動していると思うとAKBの見方が変わる本である。

2012/12/24

[金城 雅大(きんじょう まさひろ)]

率直な感想は、1人のアイドルを通じて「こんな性格の、こんなことを考えているアイドルもいますよ」というケースを知れる本に過ぎない、かな。 著者が言うような、「非選抜アイドルが読者を勇気付ける存在になれば」、みたいな効果は、正直期待しない方がいい。 また、文章は決して上手くはないが、AKB48のブログやメルマガをコツコツと書いてきただけあって、文章を書くこと自体に抵抗はないんだなということはよく伝わってきた。

2019/09/26