出版社内容情報
「記者会見オープン化」に反対する新聞・テレビはいったい誰の味方なのか。現役大臣も外国人記者も激怒した記者クラブの実態とは?国民から知る権利を奪う「官報複合体」の正体を明らかにし、世論を喚起する一冊。
内容説明
新聞・テレビが、国民から「知る権利」を奪っている。官僚による情報操作、各社横並びの報道談合、海外メディアの日本撤退、すべての根源は「記者クラブ」だった。鳩山政権公約「記者会見オープン化」に抵抗する記者クラブと、著者は戦ってきた。その200日間の軌跡を通じて、官僚と大マスコミが一体化した「官報複合体」の正体を明らかにし、世論を喚起する一冊。
目次
第1章 記者クラブの抵抗―2009年9月‐12月(新聞・テレビはいったい誰の味方なのか;×井沢元彦(作家)記者クラブこそ日本最大の抵抗勢力だ
国民から知る権利を奪う「報道自主規制」という悪弊
記者クラブを放置すれば日本は海外メディアから捨てられる
×亀井静香(金融・郵政改革担当大臣)国民が知らない記者クラブとの「100日戦争」)
第2章 官僚との癒着―2010年1月‐3月(記者クラブの壁を軽々と越えてしまったツイッターの衝撃;冤罪、国策捜査の片棒を担ぐ「司法記者クラブ」の大罪;記者クラブへの年間13億円超「公費支出」を事業仕分けせよ;×花岡信昭(元産経新聞政治部長)記者クラブ制度批判に徹底反論する)
第3章 裏切りの官邸―政権発足前夜(ドキュメント・裏切りの首相官邸)
著者等紹介
上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストに。政治、メディア、ゴルフなどをテーマに活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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