出版社内容情報
幕末維新、激動の時代に生き、人びとの先頭にたって世の中を動かした「志士」たち。龍馬のような下級藩士から有力旗本だった小栗、皇族の和宮、農民から武士となった近藤や土方まで、10人の活躍を描きます。
内容説明
260年続いた徳川の世が瓦解しはじめる。その時、各地で新しいリーダーが産声をあげた。列強の圧力をはねのけ、いかにあらたな「日本」をつくりあげていくのか。倒幕から明治維新、激動の時代に生き、人びとの先頭に立って世の中を動かした「志士」たち。坂本龍馬のような下級藩士から有力旗本だった小栗上野介、農民から武士となった近藤勇や土方歳三など、幕末維新を「本当に」動かした10人の活躍を、NHK『その時歴史が動いた』のキャスターを務めた松平定知氏の視点で捉える。
目次
第1章 坂本龍馬―薩長を結びつけた発想
第2章 高杉晋作―維新への扉をひらいた行動
第3章 小栗上野介―近代工業化を推し進めた信念
第4章 近藤勇と土方歳三―義に殉じた士の矜持
第5章 大村益次郎―近代的軍隊を組織した村医者の戦略
第6章 榎本武揚―国際法を駆使した交渉力
第7章 篤姫と和宮―家を救った御台所の意地
第8章 岡倉天心―東洋の美を再発見した探求心
著者等紹介
松平定知[マツダイラサダトモ]
1944年生まれ。早稲田大学卒業後、1969年NHK入局。高知放送局を経て、東京アナウンス室勤務。07年12月にNHKを退局。これまで『連想ゲーム』『モーニングワイド』『NHK19時ニュース』『その時歴史が動いた』など数々の看板番組を担当。『NHKスペシャル』は100本以上を教える。現在、早稲田大学大学院、立教大学大学院の客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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