小学館101新書
なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか―不景気も吹き飛ばすタカラズカの魅力

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098250424
  • NDC分類 775.4
  • Cコード C0234

内容説明

「宝塚歌劇団」は2009年、創立95周年を迎えた。歴代スターを輩出し、年間観客動員数約260万人を誇り、愛と夢を描くその舞台は、今日も観る人を魅了してやまない。タカラズカが愛され、タカラジェンヌが輝き続けるのはなぜか。トップスターというシステム、鉄壁のチームワークやマネジメントシステム、ファンを飽きさせないワザの数々。そこには、ビジネスを成功に導くヒントや、人生を幸福にするノウハウが満ちている。ズカナビゲーターの著者が初心者にもわかりやすく分析、男にも女にも効く“元気のモト”タカラズカの魅力を描き出す。

目次

まえがき 人生で必要なことはすべてタカラズカで学べる!
第1章 男がタカラズカを観る10のメリット―このまま食わず嫌いでいいのか?
第2章 なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか―知るほどにハマるタカラズカの強さ
第3章 タカラズカに学ぶ組織マネジメント
第4章 タカラズカで女を磨く!
第5章 歴史と文化から見るタカラズカ
第6章 「偉大なマンネリ」を堪能する
第7章 レッツトライ!タカラズカ―初心者観劇ガイド

著者等紹介

中本千晶[ナカモトチアキ]
1967年兵庫県生まれ、山口県育ち。東京大学法学部卒業。フリージャーナリスト。(株)リクルートに勤務したのち、2000年に独立。「働き方・学び方・遊び方」などをテーマに執筆活動を展開。06年『宝塚読本』(バジリコ)を刊行。ズカナビゲーターとしてasahi.comに「ズカ★ナビ」を連載中。独自の視点で宝塚を鋭く分析し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メイ

10
面白かった!文章からひしひしと宝塚愛が伝わってくる。もう既にハマりそう、!2023/01/11

m

5
十年以上前に書かれた本だが、わかる、わかるぞ。宝塚あるある、ファンあるあるにぶんぶんと頷きながら楽しく読了。世界史の知識が一般常識以下の私でも宝塚のおかげでハプスブルク家やロマノフ王朝に詳しくなり、シェイクスピアを読んだり、オペラを観たり、今度はベートーヴェンについて勉強する予定。世界が広がる宝塚は偉大だ。2021/01/12

むっちょむ

5
面白かった~♪ビジネス書風だけど、宝塚ファンによるガイドブックだと思う。でも著者の独特のリズムが心地よかったかな。2015/09/05

mabel

3
宝塚ファンから押し付けられるように渡された本。今まで宝塚ってなんか理解できないなーーと思っていたけど、ちょっと見方が変わりました。宝塚の人事システム、徹底した実力成果主義、2000人の大劇場を満席にし続ける集客の仕組みなどがリクルート出身の著者によって書かれており、組織としての宝塚に興味が湧きました。2013/02/15

ちこ

3
宝塚を観に行く機会ができたので予習がてら。高校生の頃クラスにいたヅカファンの子のことを思い出しながら読みました…なるほど彼女もこういう気持ちだったのかなぁと。。笑 突飛な話もあったけど、予習にはちょうどいい本だったかなーと思います。宝塚のシステムについて書かれてた部分はなかなか興味深かった。多々ある不文律。年功序列と成果主義。トップスターが必ず引退するという死と再生のプロセス。「偉大なマンネリ」。育成ゲーム的要素というのもなるほど納得。とりあえず阪急今津線で劇場に足を運んでみよう。2012/11/04

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