内容説明
「担担麺」や「天津麺」は中国にはないのか?醤油ラーメンや、味噌ラーメン、豚骨ラーメンなど日本ラーメンはどこから来たのか?日本の麺の源流を探って二十余年、中国全土の麺をくまなく食べ歩いた男の出した大胆な結論―すべてのラーメンのルーツは、山東省にあった!ここから大陸全土に通じる拉麺之路を旅し、西の果てパキスタン国境沿いのクンジュラブ峠で食べた未来のラーメン「汁入りラグメン」や、日本の「もりそば」そっくりの麺、うどんの中国逆輸出バージョンの「烏冬麺」まで、千種類以上の中華麺を食した著者が日本の麺の昨日・今日・明日を語る。巻末には著者一押しの中国主要都市麺館案内。
目次
プロローグ 蘭州牛肉拉麺に惚れ込む
第1章 「在日中華麺」の不可思議
第2章 ラーメンはどこから来たのか?
第3章 中国拉麺之路
第4章 中国にもあった「もりそば」
第5章 日本に最初に伝わった中国麺―うどん・そうめん類
第6章 中国では、トウモロコシも燕麦も、麺になる!
エピローグ クンジュラブ峠、ラーメンロードの終点に到達
付録 中国主要都市麺館案内
著者等紹介
坂本一敏[サカモトカズトシ]
1941年、名古屋生まれ。京都大学文学部卒業後、近畿日本ツーリスト株式会社に入所。74年に中国旅行担当となり初訪中。90年から94年まで北京事務所長。2001年退職後、中国麺類文化研究所設立。訪中は200回を超える。現在ニップンビジネスサポート、アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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