小学館101新書<br> 誰も知らない中国拉麺之路(ラーメンロード)―日本ラーメンの源流を探る

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小学館101新書
誰も知らない中国拉麺之路(ラーメンロード)―日本ラーメンの源流を探る

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098250097
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0295

内容説明

「担担麺」や「天津麺」は中国にはないのか?醤油ラーメンや、味噌ラーメン、豚骨ラーメンなど日本ラーメンはどこから来たのか?日本の麺の源流を探って二十余年、中国全土の麺をくまなく食べ歩いた男の出した大胆な結論―すべてのラーメンのルーツは、山東省にあった!ここから大陸全土に通じる拉麺之路を旅し、西の果てパキスタン国境沿いのクンジュラブ峠で食べた未来のラーメン「汁入りラグメン」や、日本の「もりそば」そっくりの麺、うどんの中国逆輸出バージョンの「烏冬麺」まで、千種類以上の中華麺を食した著者が日本の麺の昨日・今日・明日を語る。巻末には著者一押しの中国主要都市麺館案内。

目次

プロローグ 蘭州牛肉拉麺に惚れ込む
第1章 「在日中華麺」の不可思議
第2章 ラーメンはどこから来たのか?
第3章 中国拉麺之路
第4章 中国にもあった「もりそば」
第5章 日本に最初に伝わった中国麺―うどん・そうめん類
第6章 中国では、トウモロコシも燕麦も、麺になる!
エピローグ クンジュラブ峠、ラーメンロードの終点に到達
付録 中国主要都市麺館案内

著者等紹介

坂本一敏[サカモトカズトシ]
1941年、名古屋生まれ。京都大学文学部卒業後、近畿日本ツーリスト株式会社に入所。74年に中国旅行担当となり初訪中。90年から94年まで北京事務所長。2001年退職後、中国麺類文化研究所設立。訪中は200回を超える。現在ニップンビジネスサポート、アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

23
中華料理屋のラーメンを食べたくなった。2023/07/19

ひみーり

10
中国は国土や人や歴史もあるからルーツをたどろうとしても困難極まる、多種多様な麺料理あり、不味い料理も多いのがリアルでうけた2024/12/28

Koki Miyachi

9
ラーメンは日本独自の文化だと思っていたが、実はほぼ全てが中国に源流があることを突き止める壮大なお話。本書で紹介されている中国の麺は全て存在しており、筆者が実際に食したもの。小麦の麺以外にもトウモロコシや燕麦なども麺になるという下りになると、中国の麺文化の奥深さにただただ驚嘆するばかり。筋金入りのラーメンを愛する男の渾身のリポートである。付録の中国主要都市麺館案内はそのノウハウのエッセンスを伝えてくれる。昨日中国から戻ったばかり。もっと早く知りたかった。2015/06/07

ののまる

6
「人類は麺類」というキャッチを思い出しながら。2020/09/29

マサトク

1
「日本ラーメンの源流を探る」というサブタイトルの通り、中国各地のラーメンを食べ歩く一冊。旅行会社の北京事務所長、中国部長を歴任し、中国専門旅行会社の社長を経験したというだけあって、深い専門知識と愛情の裏付けがあるのが良い。ラーメン好きにとっては名著と言っていいレベルと思う。中国の地図を片手に読もう。2015/10/07

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