出版社内容情報
近現代絵画の歴史の要点をテーマ別に概観
15世紀ルネサンスから20世紀までの西洋絵画の歴史を、数多くの美麗な作品図版、詳細な図解でたどる「西洋絵画の歴史」全3巻、ついに完結!
19世紀初めから20世紀末まで、200年の間にめまぐるしく変貌した絵画の歴史を理解する上で必要な要点をテーマ別に概観。近代文明が絵画にもたらした影響や社会の中における画家という存在そのものの変化、非西洋社会との邂逅が絵画に与えた衝撃、自然との関わり、愛や死についての表現など、絵画とその「外側」との関係に着目する一方で、色彩と平面、筆触と未完成の問題、抽象と超越性、引用とコラージュ、さらには絵画の枠組みそのものを問いかける絵画など、絵画の「内側」にも注目。さまざまな視点から、一見、難解に見える近現代絵画の歴史を、ダヴィッド、アングル、ドラクロワ、モロー、ミレー、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン、セザンヌ、ルドン、ピカソ、マティス、ダリ、クレー、カンディンスキー、モンドリアン、デュシャン、ポロック、ウォーホルら数多くの巨匠たちの美麗な図版とともに丁寧にわかりやすく読み解いていきます。これまでになかった画期的な入門書。
高階 秀爾[タカシナ シュウジ]
監修
三浦 篤[ミウラ アツシ]
著・文・その他
内容説明
19世紀初めから20世紀末にかけてめまぐるしく変貌した西洋絵画。その複雑多様な流れを主題やテーマ、形式や造形技法などに関わる10の視点から明快に読み解く。ダヴィッド、ドラクロワ、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、ダリ、カンディンスキー、デュシャン、ポロック、ウォーホルら数多くの巨匠たちの美麗な図版満載。『西洋絵画の歴史』全3巻、ついに完結!総合索引も収載。
目次
はじめに 多様化の時代における「西洋絵画」
画家、芸術家という存在
近代文明の光と影
愛と死
自然と幻想
西洋とその外部
平面と色彩
筆触と未完成
抽象絵画と超越性
引用とコラージュ
枠組みを問う作品
近現代西洋絵画関連年表
『西洋絵画の歴史』全3巻総合索引
著者等紹介
三浦篤[ミウラアツシ]
1957年島根県生まれ。美術史家。東京大学大学院総合文化研究科教授
高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年東京生まれ。美術史家。東京大学名誉教授。大原美術館館長。日本芸術院会員。2012年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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