小学館101ビジュアル新書
西洋絵画の歴史〈3〉近代から現代へと続く問いかけ

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098230280
  • NDC分類 723
  • Cコード C0271

出版社内容情報

近現代絵画の歴史の要点をテーマ別に概観

15世紀ルネサンスから20世紀までの西洋絵画の歴史を、数多くの美麗な作品図版、詳細な図解でたどる「西洋絵画の歴史」全3巻、ついに完結!
19世紀初めから20世紀末まで、200年の間にめまぐるしく変貌した絵画の歴史を理解する上で必要な要点をテーマ別に概観。近代文明が絵画にもたらした影響や社会の中における画家という存在そのものの変化、非西洋社会との邂逅が絵画に与えた衝撃、自然との関わり、愛や死についての表現など、絵画とその「外側」との関係に着目する一方で、色彩と平面、筆触と未完成の問題、抽象と超越性、引用とコラージュ、さらには絵画の枠組みそのものを問いかける絵画など、絵画の「内側」にも注目。さまざまな視点から、一見、難解に見える近現代絵画の歴史を、ダヴィッド、アングル、ドラクロワ、モロー、ミレー、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン、セザンヌ、ルドン、ピカソ、マティス、ダリ、クレー、カンディンスキー、モンドリアン、デュシャン、ポロック、ウォーホルら数多くの巨匠たちの美麗な図版とともに丁寧にわかりやすく読み解いていきます。これまでになかった画期的な入門書。


高階 秀爾[タカシナ シュウジ]
監修

三浦 篤[ミウラ アツシ]
著・文・その他

内容説明

19世紀初めから20世紀末にかけてめまぐるしく変貌した西洋絵画。その複雑多様な流れを主題やテーマ、形式や造形技法などに関わる10の視点から明快に読み解く。ダヴィッド、ドラクロワ、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、ダリ、カンディンスキー、デュシャン、ポロック、ウォーホルら数多くの巨匠たちの美麗な図版満載。『西洋絵画の歴史』全3巻、ついに完結!総合索引も収載。

目次

はじめに 多様化の時代における「西洋絵画」
画家、芸術家という存在
近代文明の光と影
愛と死
自然と幻想
西洋とその外部
平面と色彩
筆触と未完成
抽象絵画と超越性
引用とコラージュ
枠組みを問う作品
近現代西洋絵画関連年表
『西洋絵画の歴史』全3巻総合索引

著者等紹介

三浦篤[ミウラアツシ]
1957年島根県生まれ。美術史家。東京大学大学院総合文化研究科教授

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年東京生まれ。美術史家。東京大学名誉教授。大原美術館館長。日本芸術院会員。2012年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハチ

7
近代・現代絵画は抽象性が増し、コンセプトの解釈の難しさもあり様々な入門書を見てきたけどなかなかすっきりせずにいました。辿り着いた本書は、解説が明快であり同時に深淵さも適切でかなり理解が進んだ。美術館に繰り出したい!2018/11/30

うごうご

6
大衆にも分かりやすく自由な描き方ができるようになった時代のお話。2017/05/11

takakomama

5
第3巻は近現代の絵画、19世紀、20世紀のほぼ200年の流れを10の視点で読み解いています。章ごとに、美術史の流れを行きつ戻りつしています。社会制度や購買層が変わり、画商や批評家が登場します。現代に近づくほど表現が多様になり、変化が目まぐるしいです。 混沌としていてよくわかりません。同じ時代に生きていて社会背景を知っているのに・・・ 2022/06/23

ハチ

5
再読。抽象→コンセプチャルあたりから作品を見るたびに「まじかよw」の連発。意味や概念を捉えるべきなのか、そのままを受け止めるべきかうーんと考えさせられた。視覚芸術に最終形態はなくいつも常に前衛って事を突きつけられる。2019/08/12

スプリント

4
徐々に抽象的になり、無機質なデザイン画のような作品が増えていく様がわかります。写真や動画の発展と共に絵画の方向性が大きく変わっていったように感じました。2017/03/28

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