出版社内容情報
絵画に革新をもたらしたバロック・ロココ
15世紀ルネサンスから20世紀までの西洋絵画の歴史を、数多くの美麗な作品図版、詳細な図解でたどる、「西洋絵画の歴史」全3巻のうち第2巻。
宗教改革と対抗宗教改革、市民社会の隆盛などヨーロッパ社会を揺るがす大きな時代の流れの中で、絵画もまた大きく変容する。風俗画や風景画、静物画などの新しいジャンルが生まれ、絵画がもつ意味や役割が広がるとともに細分化されていく。
カラヴァッジョやレンブラント、フェルメール、ベラスケスらの活躍によってヨーロッパ中を席巻したバロック絵画。ヴァトーやフラゴナール、ティエポロ、ゴヤらが宮廷や私邸を華やかに彩ったロココ絵画。そして、ホガースやレノルズ、ゲインズバラらによって独自の輝きを放ったイギリス絵画。
複雑な時代の様相を、数多くの美麗な図版とともに丁寧にわかりやすく概観していく、これまでになかった画期的な入門書。
高階 秀爾[タカシナ シュウジ]
監修
高橋 裕子[タカハシ ヒロコ]
著・文・その他
内容説明
宗教改革と対抗宗教改革、市民社会の隆盛などが、絵画に大きな変化をもたらした16世紀から18世紀。カラヴァッジョ、レンブラント、フェルメール、ベラスケス、ヴァトー、フラゴナールらの巨匠が活躍した革新の時代を、数多くの美麗な図版とともに丁寧にわかりやすく概観。
目次
第1章 宗教改革と美術
第2章 対抗宗教改革と美術
第3章 宮廷の美術
第4章 教養人のための絵画
第5章 市民社会の絵画
第6章 静物画
第7章 私邸のための絵画
第8章 イタリアと他の西欧諸国
第9章 伝統と革新
著者等紹介
高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年東京都生まれ。美術史家、東京大学名誉教授。大原美術館館長。日本芸術院会員。2012年文化勲章受章
高橋裕子[タカハシヒロコ]
1949年東京都生まれ。美術史家。学習院大学教授。著書に『イギリス美術』(岩波書店、サントリー学芸賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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