出版社内容情報
ルネサンス絵画をめぐる驚愕の真実に迫る
15世紀ルネサンスから20世紀までの西洋絵画の歴史を、数多くの美麗な作品図版、詳細な図解でたどる、「西洋絵画の歴史」全3巻のうち第1巻。
遠近法や明暗法など、西洋絵画の根幹をなす画期的な表現技法が生み出され、一気に広まった時代。ボッティチェリらの初期ルネサンスから、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロらの巨匠が活躍する盛期ルネサンスを経て、マニエリスムの台頭に至る激動の1世紀あまりを、イタリア、フランドル(ベルギー)、ドイツの主要な画家の代表作を中心に、視野をルネサンス以前の14世紀にまで広げながら概観。
絵画作品とそれが展示される場所との関わりに注目することによって、絵画が担わされた機能や社会的・政治的・宗教的な意味にまで迫る、斬新で画期的な入門書。
高階 秀爾[タカシナ シュウジ]
監修
遠山 公一[トオヤマ コウイチ]
著・文・その他
内容説明
レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ボッティチェリなど、西洋絵画の基礎をつくった巨匠たちが活躍した激動の1世紀あまりを、イタリア、フランドル(ベルギー)、ドイツの主要な画家の代表作を中心に概観。数多くの美麗な作品図版、詳細な図解でたどる画期的な入門書。
目次
第1章 壁画でたどる「ルネサンス絵画」の盛衰―マザッチョ“貢ぎの銭”
第2章 奇跡を体験するための装置としての祭壇画―ティツィアーノ“聖母被昇天”
第3章 修道院という「場」と絵画の濃密な関係―レオナルド・ダ・ヴィンチ“最後の晩餐”
第4章 病と福祉のための絵画―グリューネヴァルト“イーゼンハイムの祭壇画”
第5章 結婚のための絵画―ヤン・ファン・エイク“アルノルフィーニ夫妻の肖像”
第6章 肖像画には何が描かれているのか?―ピエロ・デッラ・フランチェスカ“モンテフェルトロ公夫妻の肖像”
第7章 政治としての絵画―デューラー“四人の使徒”
著者等紹介
高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年東京都生まれ。美術史家。東京大学名誉教授。大原美術館館長。東京大学教養学部卒業。2012年文化勲章受章
遠山公一[トオヤマコウイチ]
1959年東京都生まれ。美術史家。慶應義塾大学教授。慶應義塾大学文学部卒業後、東京大学修士課程(美学・美術史)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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