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小学館101ビジュアル新書
英国王7人が名画に秘めた物語―ロイヤル・コレクション500年の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098230211
  • NDC分類 723.3
  • Cコード C0271

出版社内容情報

巨大名画コレクションを築いた王たちの物語

2012年に在位60周年を迎えた英国女王エリザベス2世が、世界有数の名画コレクションである「ロイヤル・コレクション」の所有者であることは、意外と知られていません。
フェルメール、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、レンブラント、ティツィアーノ、ルーベンス、デューラー、ブリューゲル、カラヴァッジョなど、西洋絵画の巨匠たちによる7,000点以上の油彩画、40,000点以上の素描、150,000点以上にのぼる版画などからなる「ロイヤル・コレクション」は、ロンドンのナショナル・ギャラリーの3倍以上の規模と言われています、そしてそれらの名画の多くは、現在でも、原則として英国王室が所有する数々の城に、当時のままの状態で展示されています。しかも「ロイヤル・コレクション」は、過去の遺産ではなく、いまもまだ成長を続けている現在進行形のコレクションなのです。
本書は、ルネサンス期のヘンリー8世(在位1509?1547)からエリザベス2世(在位1952?)に至るまで、500年余りにわたって「ロイヤル・コレクション」を築き上げてきた、曲者ぞろいの英国王・女王たちと彼らが収集した名画にまつわる歴史物語です。


ライト 裕子[ライト ヒロコ]
著・文・その他

内容説明

英国王室が所有するロイヤル・コレクションが、ロンドン、ナショナル・ギャラリーの3倍以上の規模を誇る名画コレクションであることは、意外と知られていません。ルネサンス期のヘンリー8世から在位60年を迎えたエリザベス2世に至るまで、500年余りにわたってこの世界有数の名画コレクションを築き上げてきた、曲者ぞろいの英国王たちと彼らが収集した名画にまつわる波瀾万丈の歴史物語。知られざる巨大名画コレクションの真相に迫る。

目次

第1章 テューダー朝(一四八五~一六〇三)(ヘンリー8世―ルネサンス期の文化弱小国)
第2章 ステュアート朝(一六〇三~一七一四(一六四九~六〇の共和制時代を除く))(チャールズ1世―国王処刑とコレクションの危機;チャールズ2世とウィリアム3世―オランダから来た名画とオランダ人英国王)
第3章 ハノーヴァー朝(一七一四~一八三〇まで)(ジョージ2世とフレデリック皇太子―大英帝国を生んだドイツ人英国王と悲運の皇太子;ジョージ3世―産業革命を育てた「農民国王」;ジョージ4世―イギリスを芸術大国にした「暗愚の借金王」)
第4章 ハノーヴァー朝からウィンザー朝へ(一八三〇~現在)(ヴィクトリア女王―芸術を愛し利用した「帝国の母」)

著者等紹介

ライト裕子[ライトヒロコ]
東京都生まれ。英国人と結婚し、1985年からロンドンに移住。金融街シティで秘書を勤めたのち、1991年に英国観光局公認のブルーバッジ・ガイドの資格を取得。現在、ロンドンを中心に英国やヨーロッパの観光ガイドとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

6
いまいちです。イギリス王室が所有するロイヤル・コレクションが~~と散々書いておいて、それについて触れている箇所はちょろっとで、絵画はほんのちょっと。そこに着目するのであれば、全てロイヤルコレクションから出すくらいの勢いが必要だと思います。王の半生にしても表面的なことしか触れていないし、かなり物足りません。人気のあるテーマだから少し違うようにしようとしたのでしょうが、失敗してしまっているかな。これならば類書の方が断然面白い。2012/08/25

m

3
著者はイギリスのロイヤル・コレクションのガイドさん。ヘンリー8世は有名だから知っていたが、それ以外はさっぱり。もう少し絵の設定が欲しかったかな。2023年20冊目。2023/01/26

りの

2
イギリス王室の歴史概要を把握しているレベルならさくさく読める。世界史と絡めながら各王の時代が説明され、その時代に手に入れたロイヤルコレクションが画家ごとに説明される章立てになっている。各時代の説明は必要だがその分量が多く、題にある「名画に秘められた物語」というほどの物語は語られていなかった印象。(日本人に馴染みの薄い絵画を取り上げたという意味では、「秘められた」物語かもしれないが)覚えが悪い私としては、王と同じ時代を生きた画家を紹介しているのは時代のイメージがつきやすかった。2020/06/17

dama

2
本物見に来いという宣伝的意味を含んでいるにしても、美術書としては問題 あり。第一に一枚一枚の絵への言及が少なく、表題の「王が名画に秘めた物語」が全く 見えてこない。第二にメインの王それぞれのコレクションの特徴についての論があったり なかったり、あっても中途半端。第三にロイヤルコレクションの素晴らしさを謳いながら、 肖像の所蔵はほぼナショナルポートレイトギャラリー。以上三点。ただし、ヘンリー8世以降の英国王をざっとさらうには手っ取り早く、良。 2018/02/27

JINKO@灯れ松明の火

1
【図書館】2017/08/28

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