アンデルセンの絵本 ナイチンゲール

アンデルセン，ハンス・クリスチャン【原作】〈Ａｎｄｅｒｓｅｎ，Ｈａｎｓ Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ〉/角野 栄子【文】/太田 大八【絵】

小学館（2004/09発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 30cm
• 商品コード 9784097641070
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

皇帝は、美しい声で鳴くナイチンゲールがお気に入り。ところが、機械仕掛けの小鳥を贈られると、ナイチンゲールのことなど忘れてしまいました。でも、重い病気になった皇帝を最後に救ったのは、ナイチンゲールでした。

角野 栄子［カドノ エイコ］
翻訳

太田 大八［オオタ ダイハチ］
著・文・その他

内容説明

皇帝は、美しい歌声で鳴くナイチンゲールがお気に入り。ところが、機械仕掛けの美しい歌声で鳴く小鳥を贈られるとナイチンゲールのことなど忘れてしまいました。でも、重い病気になった皇帝を最後に救ったのは、ナイチンゲールでした。

著者等紹介

アンデルセン，ハンス・クリスチャン［アンデルセン，ハンスクリスチャン］［Ａｎｄｅｒｓｅｎ，Ｈａｎｓ　Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ］
１８０５年４月２日、デンマークのオーデンセに、貧しい靴職人の子として生まれる。１４歳で役者を志してコペンハーゲンに出る。３０歳のとき、イタリア旅行の体験をつづった『即興詩人』を書き、作家としてみとめられる。その後『おやゆびひめ』『人魚ひめ』『みにくいあひるの子』『はだかの王さま』など多くの童話を書き、７０歳で亡くなるまでに１５０編あまりの童話を発表。「童話の王さま」として、世界中の人々に愛されている

角野栄子［カドノエイコ］
東京に生まれる。早稲田大学卒業。出版社に勤めた後、１９６０年からブラジルに２年間暮らす。１９７０年ころより絵本、童話の創作をはじめる。産経児童出版文化賞大賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、路傍の石文学賞などを受賞

太田大八［オオタダイハチ］
１９１８年生まれ。幼少期を長崎ですごし、小学４年生のとき東京へ移る。多摩帝国美術学校図案科卒業。『いたずらうさぎ』などで小学館絵画賞、『馬ぬすびと』などで国際アンデルセン大賞次席、『絵本玉虫厨子の物語』で絵本にっぽん賞、『ながさきくんち』で講談社出版文化賞絵本賞などを受賞
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感想・レビュー

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[あおい]

誰をも魅了する美しい歌を歌う鳥ナイチンゲールは皇帝陛下に気に入られ宮殿に住むことになる。自由を奪われたナイチンゲールを心配したけれど皇帝が横暴な人じゃなくてよかった。

2021/04/21

[Cinejazz]

むかし､むかしの中国の皇帝(こわもての絶対君主)と､世の中を俯瞰しながら美しい歌声でさえずるナイチンゲ－ル(Nightingale.さよなきどり)との〝心のふれあい〟を描いた､アンデルセン童話の絵本です｡日本の帝(みかど)から贈られてきた､きらめく宝石で飾られた機械仕掛けで歌うナイチンゲ－ルに､虜になってしまうところは､皇帝とて人の子､本当に大切なものをおろそかにしてしまう､心の弱さが表現された学びの絵本です｡

2021/10/13

[moe]

アンデルセンのおはなしは奥が深いです。他にもいくつか絵本が出ているようなので、読み比べてみたいです。

2010/09/25

[こどもふみちゃん]

５・６・７・８歳向け。　　美しい声で歌うナイチンゲールという鳥のお話。中国の皇帝が何が大切か・・・と考える。大切なのは見映えの美しさではなく・・・。

2010/08/24

[ごへいもち]

紙芝居だったなぁ