出版社内容情報
世界の人みんなと理解しあうための写真絵本
世界中の人みんなが大事なものの絵を見せ合い、少しだけお互いに理解しあえたら、少しだけ争いを減らすことができるかもしれません・・そんなやさしい気持ちで、カンボジアの子どもたちが描いた絵を見てみませんか?
著者等紹介
山本敏晴[ヤマモトトシハル]
1965年生まれ。宮城県仙台市出身。医師・医学博士・写真家。12歳の時、南アフリカ共和国の人種差別問題を目の当たりにして以来、70カ国以上に及ぶ国々を訪問、様々な国際協力団体に所属し、医師として写真家として活動している。2003年、自らの団体、「世界共通の教科書を作る会」を創設。2004年団体名を「宇宙船地球号Earth the Spaceship(ETS)」に変更。「本当に意味のある国際協力」を常に求め続け自ら最前線でそれを実行している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
28
カンボジアという国を知っていたら、「大事なものは何ですか」なんて、安易に問いかけるのがはばかられるような気もするのですが、子どもたちが健気に応えてくれていることに考えさせられました。 戦争があり、独立までの歴史があり、安心して過ごせること自体が大切なものに違いないと思っていました。 だからこそ、とても重くて深い絵本です。2022/02/14
刹那
23
6年生推薦図書。もっとたくさんダラダラ書いてある小難しい本かと思ってたけど、開けたら、簡単、明白、ズドンときました。これなら、4年生の次男も読んで、なんか、感じることがありそうです。プノンペンのはずれの、ゴミ山で生活している家族。これには、三男末っ子とかさなり、衝撃でした。赤ちゃん裸やし。。お姉ちゃんめっちゃくちゃ美人!2016/10/02
♡kana*
23
何だろうな、私のたいせつなもの。確かに、世界中の人と 自分のたいせつなもの が何か、を共有したら、ちょっとは、何かが変わりそう。2016/04/02
たまきら
16
ブックオフで立ち読みしていて途中で涙が出てしまったので購入。この子供たちのパワー、愛しい。そしてこの美しさを性的に搾取する存在にただただ憎悪。世にはかわいい成人がたくさんいるので、同意を得てから性行為に励んでいただきたい。…旦那さんも同じところで怒りだし、娘さんの質問に答え、最後の問いを一緒に考えました。だんなさんと「カンボジアの子さ、一人ぐらいもらいたいね」と本音を漏らしてしまいました。2016/01/18
まげりん
7
幼い頃、カンボジア=難民というイメージだった。あの頃はカンボジアに何が起こっていたかわからなかったけど、悲惨な事が行われていた事実を今知る。あの頃に比べて復興しているのは嬉しいが、やっぱり過去は悲しいね。2015/06/11