出版社内容情報
しっぽをさがしに出かけた子うさぎのお話。
「ぼくにはなぜしっぽがないの?」しっぽさがしに出かけたジャック。「あった!」と思ったら、それは羊の綿毛だったり、丸いキノコだったり…。「大事な物はそばにあるんだよ」というメッセージがこめられた絵本です
内容説明
こうさぎジャックはともだちのボブとおはなばたけでかくれんぼ。「あれ、ボブにはほあほあのしろいしっぽがあるのにどうしてぼくにはないの?」こうさぎジャックは、ひとりでしっぽをさがしにでかけたのですが…。
著者等紹介
ワッツ,バーナデット[ワッツ,バーナデット][Watts,Bernadette]
イギリスに生まれる。小さいころから絵をかくのが好きで、ケント州メードストーンの美術大学に学び、絵本作家ブライアン・ワイルドスミスに師事した。卒業後は、ハロー工科大学で絵を教えるかたわら、イラストレーター、絵本作家として活躍
角野栄子[カドノエイコ]
東京に生まれる。早稲田大学卒業。出版社に勤めた後、1960年からブラジルに2年間暮らす。1970年ころより絵本、童話の創作をはじめる。産経児童出版文化賞大賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、路傍の石文学賞などを受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
12
(図書館本)バーナデット・ワッツの描く動植物全てが素敵。うさぎが可愛すぎてたまらない。裏見返しの絵がお気に入り。2015/12/08
けいねこ
2
ともだちのしっぽがうらやましくて、ほあほあのしっぽを探しに行くお話。結局、自分のしっぽもともだちと同じようなほあほあであることを知って安心(?)するのですが、かくれんぼでかくれたまま忘れられちゃったともだちのことが気になる……2016/12/25
遠い日
2
真っ白なほあほあのしっぽに憧れるこうさぎのジャック。探して探して、迷子になる。おとうさんのことばは、ひとつの真理。さがしものにはご用心。ジャックも安心して、大満足。ちゃんと、ほあほあはあったのだから。2014/02/05
K
0
「さがしものっていうのはね、あんがいちかくにあるものだよ」。お父さんの言葉が心にしみる。羨むばかりでなく自分が持っているものをきちんと見てあげることが大切なのかもしれないと思わせてくれる絵本だった。2012/11/04
たくさん
0
こうさぎがしっぽに憧れる。私がサングラスに憧れるが度付きのサングラスは敷居が高いと同じ感じか(意味不明?)。キノコと尻尾は間違えないだろうけれど、理想に近いものが不意に思いがけないものから見つかった瞬間はワクワクしますね。2024/11/25
-
- 和書
- 【新版】黎明 〈上巻〉