内容説明
うさぎのさとうくんは、うさぎなんですが、まいにちのんびりとくらしています。すいかのふねでうみへいったり、みずたまりのなかをのぞいたりしています。
著者等紹介
相野谷由起[アイノヤユキ]
イラストレーター、絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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❁かな❁
124
お気に入りさんの感想を拝見して読んでみました!図書館で借りる時にチェックしてて気づいたのですが絵本の雑誌の『おひさま』に載っていたお話だったんですね!私は娘が赤ちゃんの頃から、たまに購入していたのでその時にいくつかのお話は読んだことあり、とても懐かしかったです♡ある日うさぎになると決めた、うさぎのさとうくんの日常が描かれています!7編入り。自然の中で暮らしていて、どのお話もとてもほっこりして優しい雰囲気で癒されました*特に「ほしのよる」「そらのまど」「くるみ」「もりのこおり」がお気に入り♡2015/03/20
Kawai Hideki
55
「うさぎの絵本読みたい」に応えて。ある日、ウサギになることを決意し、それからずっとウサギとして暮らしている、さとうはねるくんのお話。 ファンタジックな7つの小話がオムニバス形式で収録されている。庭に水やりをするさとうくんのホースの先にある小さな池のお話や、原っぱで洗濯物を干していたら海原を走るヨットになるお話とか、天文台で流星群を待ち構え、流れ星を山ほど捕獲するお話とか。ものすごく独創的なお話というわけではないけれど、ほどよく詩的で不思議なアイデアが効いていて、絵も美しいので見ていて飽きない。2017/01/25
emi
35
先ほど読んだピッピが破天荒な自由だとすれば、こちらはふわふわ綿雲みたいな自由。「うさぎの さとうはねるくんは あるひ うさぎに なりました。それからずっと うさぎとして くらしています」…衝撃の出だしから始まる、ちょっと不思議で、なんとなく癒される絵本。たぶん大人はなんで…ってたくさんさとうくんに疑問を持ってしまうんですけど、子どもはすんなり受け入れちゃうんだろうな。さとうくんは毎日こつこつ楽しみを見つけてふわふわな自由を堪能してる。シリーズなので、続きが気になってます。2015/08/04
スノーマン
34
色合いが目に優しい絵本。さとうくんの時間の流れ方は、多分私たちの時の刻みよりゆっくり目。ゆうやけの水たまり窓、うっとりした。そして、私もスイカが大好きなので、夢でもいいからこんな体験してみたい(笑)2016/09/12
kiisuke
33
お気に入りさんの感想でとっても気になり図書館で借りてきました。想像以上によかった〜♡晴れた日の森、かぜがふく広いはらっぱ、水たまりにうつる夕焼け雲、まんてんの星空…やさしく描かれる自然の風景にこころがほどけます。お話の世界にトロ〜ンと入って行きたくなりました(*´︶`*)ほのぼの素敵な絵と短いお話が七話入ってとても満足の一冊〜♪どのお話もそれぞれに雰囲気があってよかったけれど中でも『くるみ』はとくに好きでした。手元に置いてじっくりゆっくり楽しみたい大切な本になりました。疲れたときにもとってもオススメです♡2015/03/18