出版社内容情報
<第2回おひさま大賞受賞>
「しょもう!」と叫べば、思ったことが何でも実現する男の子、もものすけのお話。
「しょもう」の一言で何でも本当になってしまう、不思議な男の子「もものすけ」の楽しいお話。イラストは大人気イラストレーター荒井良二氏。お話雑誌『おひさま』に大人気連載中のお話から、三話をまとめました。
内容説明
もものすけはふつうのおとこのこにみえますが、じつはぜんぜんちがいます。「しょもう!」といえば、なんでもかんでもほんとうになってしまうのです。とんがりあたまのもものすけ、きょうはどこまでいくのかな。
著者等紹介
やまちかずひろ[ヤマチカズヒロ]
1955年東京都生まれ。作品に「トマトマト」(鳥影社)「フームくん」(小学館)など。「もものすけのおさんぽ」で第2回小学館「おひさま」大賞受賞。「トマトマト」で第12回「MOE童話大賞」受賞。神奈川県横浜市在住
荒井良二[アライリョウジ]
1956年山形県生まれ。絵本の作品に「そのつもり」(講談社)。「うそつきのつき」(文渓堂 97年度小学館児童出版文化賞受賞)。「みちくさ劇場」(あかね書房)など。雑誌、広告のイラストレーションや舞台美術でも活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちゃん
6
癖になりそう。クラスメイトに、ちょっと似た子がいて笑えた。2019/06/21
ちこた
5
とんがり頭のもものすけ。時代劇風なしゃべり方で『しょもう!』というとなんでもかんでも本当になってしまう!!……一冊に3つの物語が収録されている。お得です!!…が、長すぎて寝る前の読み聞かせにはきつかった。息子、ツボポイントは『ぞろぞろさんぽ』で現れたの大量もものすけと『にんぽう、ちょうきょうれつ おなら、しょもう!』。おなかを抱えて笑っていた。もともと荒井さんの絵が好きなのでかなり気に入った様子。2013/01/17
フジエツ
4
もものすけの時代錯誤なしゃべり方と「しょもう!」が大好きです。こどもより私がはまってます。イラストの入り方も可愛い。1冊でお話が3つっていうパターンもお得な気分。2013/06/07
ぼりちゃん
2
思ったより文字数が多かった(しかも二段組みのページも!)が、おちびは最後まで見ていた。段々と惹き込まれていっているのが、おちびの表情でわかる。繰り返し出てくる「しょもう〜!」に大笑い。特に、ぞろぞろもものすけと、にんぽうちょうきょうれつおなら。笑い過ぎて堪らずに本の上に寝転がり、その勢いで該当ページが糸綴じからべりっ…。絵本を崩壊させるほど、おちびは楽しかったようだ^_^; 和室にシャンデリアがぶら下がっていたのが気になる母。桃マークのインテリアもぶっ飛んでいてよかった。4歳3ヶ月。2019/06/25
まみ
2
「あさごはん」と判型が違うのですね。あちらは児童読み物コーナー、こちらは絵本コーナーにありましたが、たぶんどちらも初出は「おひさま」なので文章の量は同じです。もものすけ、かわいいなぁ。ぞろぞろさんぽしょもう!のページでもものすけがたくさん描かれているのにきゅーんとなりました。笑 子供は「忍法超強烈おなら」にバカ笑い。2010/06/30
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