出版社内容情報
小学館絵画賞受賞作家・熊田千佳慕先生のライフワーク『ファーブル昆虫記』の絵本です。この第2巻には、3種の蜂の生態が精密に描かれ、昆虫好きの人のみならず、ファーブルの世界にひきこまれてしまいます。
熊田 千佳慕[クマダ チカボ]
著・文・その他/イラスト
目次
アラメジガバチ
シマコハナバチ
キバネアナバチ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
ハチが子供のころから大好き。虫への愛がこもったこの人の絵、大好きです。2021/12/08
遠い日
8
わたしが読んだのは『ファーブルの虫たち2 フンコロガシ・キバネアナバチ・センチコガネ』(1988年9月10日初版発行)なのですが、検索しても出てこないので、これで書きます。描く時に「見る・見つめる・見きわめる」というプロセスで自然を見つめるという熊田さん。自然を愛する心を前面に、あるがままを愛し、写そうとするそのスタンスがよくわかる虫と自然の絵。キバネアナバチの狩りと産卵は生きを呑むような迫力に満ちて、小さな虫の命のパワーをみる思い。2016/10/03
ヒツジ
3
作者の美しく愛情深い絵が大好きです。好きな人を手のひらで撫でたくなるように、好きなものを目で、絵筆の先で、いつまでも撫でていたい。娘が夏休みに図書館から借りた本ですが、触発されたのか、自由研究の昆虫の絵がいっそう愛情がこもり丹念になったように思います。2014/08/29
H.Kojima
0
この作者さんの絵の美しさ!母はすっかり虜になってしまいました(#´∀`#)内容はご存知、ファーブル昆虫記。この作者さんの絵の入った本を探してしまいそうです♪2012/09/12