出版社内容情報
地面の上をコロコロころがるだんご虫。ある日空を見上げて考えた。「ぼくも空を飛びたいなぁ」そしてだんご虫は空飛ぶマシンを作って、空を飛ぼうとチャレンジします…。たくさんの虫たちも登場する創作科学絵本です。
松岡 達英[マツオカ タツヒデ]
イラスト
内容説明
ぼくだんごむし。すごーくこわがりなのでびっくりするとすぐまんまるになってしまいます。おだんごみたいだからだんごむしっていうのです。でもねぼくにもでっかいゆめがあるんだぞ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
35
だんごむし決して好きではないけど、これを読んだら可愛く見えてしまいそう。とにかく絵がとても細かく綺麗でした。いつも地面で生きるだんごむしくんは空飛ぶことを夢見て、トンボの羽を調達、装着します。残酷だけど弱肉強食のリアルな世界を垣間見、様々なトラブルに見舞われながらも、最後は元の世界に落ち着くというのが、なんか無事着陸感あっていい。「そうだ!」とポンと手を打つ仕草や、どんぐりダンベルで筋トレするだんごむしくんが可愛すぎた!低学年さんに読み聞かせしたい。(途中縦になるページあり)2020/12/03
たーちゃん
30
空を飛びたいだんごむしがトンボの羽を見つけた時、息子は「これなら上手く行きそうだ!」と言っていました。読み終わってからテレワークで仕事を終えた夫に「お父さん!だんごむしが空を飛んだんだよ!」と嬉しそうに言っていました。2021/09/02
鈴
27
正直だんごむしは嫌い。なので読むのに勇気がいったが、息子が喜びそうなタイトルなのと、松岡さんのリアルな虫の絵が息子のツボだったから。 なぜかこれを読むと、だんごむしが健気でかわいくみえてくる。2012/11/20
たまきら
26
虫がたくさん丁寧に描きこまれていて、画面の隅から隅まで楽しめます。オタマさんは工作好きの主人公がドングリと小枝で作ったダンベルで鍛えているシーンがすごく気に入って、何度もそこだけ見返しては笑っていました。2019/01/28
Lesen
22
だんごむし、空を飛びたいなと思ってる。たんぽぽの綿毛で試してみたけれど上手くいかない。トンボの羽を手に入れて、そらとぶマシンを作り始め。。。虫と工作好きの子には受ける。もちろん、冒険も。夢があるなぁ。蜘蛛のページを見て「ナガコガネグモかコガネグモ」と。図鑑で調べて見ると「コガネグモ」でした。今回は虫の名前は書いてなかったのに、さすが虫好き。名前がサラッと出てきた事に私は驚いた。2015/08/27




