ナヌークの贈りもの

個数:

ナヌークの贈りもの

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月10日 02時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 36p/高さ 22X29cm
  • 商品コード 9784097270607
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

極北を撮りつづける写真家・星野道夫によるシロクマの写真絵本。

二十一世紀を迎えようとしている今、自然・野生動物と人間との関係は、さまざまな問題を抱えています。ナヌークのことばは、地球に生きるすべての人間へのメッセージなのです。 「ナヌーク」とはエスキモー(イヌイット)たちのことばで「氷海の王者・シロクマ」のこと。かつて氷の世界で共に生きるエスキモーとナヌークの間には、大切なことばがありました。それは不思議なことばで、狩るものと狩られるものを優しく結びつけ、生と死の境さえなくしてしまうものでした。あらゆる生命は、そのことばでつながっていると彼らは信じていました。そしてその世界は、安らぎに満ちていたのです。 オーロラに誘われて歩いているうちに、いつのまにか夢の世界にはいってしまった少年は、ナヌークと出会います。少年はナヌークに、真の狩人になるために必要な、自然界のおきてについて教えられます。 アラスカ在住、極北の自然と人間を撮り続けている写真家・星野道夫のシロクマ(ホッキョクグマ)の写真(29点)とエスキモーの神話をモチーフにした物語で構成した写真絵本。見渡す限り続く氷の世界に生きるナヌークたちは、わたしたちの心に安らぎをプレゼントしてくれることでしょう。

星野 道夫[ホシノ ミチオ]
写真/著・文・その他

内容説明

シロクマの写真絵本。北極発メッセージ絵本。むかしむかし人間は、シロクマと同じことばをしゃべっていた。氷海の王・ナヌークが教えてくれた自然の掟―。夢のなかでシロクマに出会った、少年の物語。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

107
ナヌークとは、エスキモーの言葉で、氷の世界の王者シロクマのこと。やがて狩人になる少年に対し、ナヌークが人間の言葉で語りかけてくる、という内容。それは、命の連鎖の物語であり、消えていく命のための祈りの言葉であった。少年は狩人になり、ナヌークと対峙するだろう。戦いの結果、どちらかは死ぬことになる。だが、どちらが死んでも命はつながっていく。ナヌークも人間も大地の一部。ナヌークは人間になり、人間はナヌークになる。そのために祈りをささげる。厳しくも壮大な自然の中に、何か物思うようにたたずむナヌークの写真が美しい。2016/04/27

☆よいこ

92
写真絵本。オーロラの下、少年はおじいさんの言葉を思い出す。「クロクマは氷の世界の王者さと。人びとは昔から、その王者をナヌークと呼ぶことを」いつか若者になったら、少年はナヌークと戦わなければならない。ナヌークは少年に語りかける。氷の世界を生きていく言葉を、人間は忘れてしまった。生まれかわっていく、いのちたち。いのちのために祈ること。ナヌークの言葉は少年の胸にひびく▽読み聞かせ5分。写真が美しい。お話は概念的▽読み聞かせの為に再読。2022/12/05

Natsuki

74
「ナヌーク」それはエスキモーの言葉でシロクマを指し、「氷の世界の王者」を意味する。少年とナヌークの心の対話を通して伝わってくるのは、命のリレー、自然の理。星野道夫さんによる「ナヌーク」とそれをとりまく大自然の写真は、愛らしく・荒々しく・・・そして神々しくもある。2015/11/19

やま

72
吹雪のなかをシロクマの親子を発見し、無心に追いかける著者。北極の雪の中を、氷の上を悠然と歩くシロクマの姿が頼もしく、愛らしく。シロクマの子供同士が、立ち向かうさまは、なんともいえずほほえましく。子供を守るために、遭遇したシロクマに牙をむき喧嘩する様は猛々しく。写真を見ているだけで、心が温かくなってきます。いろんな表情を見せるシロクマを厳冬期の氷上で。よくこんな写真をアップで撮れたものだと…。🌿続く→2022/07/15

ぶんこ

56
星野道夫さんの白熊の写真絵本。大きくて怖いはずの白熊が、星野さんの撮った写真からは優しさしか伝わってこない。母子で眠る写真はずっと見ていたいほど。そして夕暮れの氷原に夕陽の金色の筋が光って、なんと美しいこと。最後のページの白熊の足跡、大きさが直に伝わってきました。白熊がアザラシを食べ、アザラシが魚を食べ、魚がプランクトンを食べる命の連鎖。静かな気持ちになれました。2023/04/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/378759
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品