出版社内容情報
とんち話で有名な一休さんのおはなしです
だれもが幼いころに聞いたことのある、とんち話で有名な一休さん。
テレビアニメにもなりましたので、世代を超えて人気のあるキャラクターです。
「このはしわたるべからず」「屏風のトラ退治」など、おなじみのお話をおさめています。
ユーモラスなお話の達人・杉山亮先生の文章に、長野ヒデ子先生のかわいらしい絵がぴったりです。
杉山 亮[スギヤマ アキラ]
著・文・その他
長野 ヒデ子[ナガノ ヒデコ]
イラスト
内容説明
一休さんは、とんちがとくいなおてらのこぞうさんです。あれやこれやのもんだいを、とんちをきかせてかいけつします。あかるく、かしこく、そしてこころやさしい一休さんのゆかいつうかいなとんちばなし、はじまりはじまり。
著者等紹介
杉山亮[スギヤマアキラ]
1954年、東京都生まれ。保育士を経て、おもちゃ作家として“おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房”を主宰。『空を飛んだポチ』(講談社)で第56回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞
長野ヒデ子[ナガノヒデコ]
1941年、愛媛県生まれ。『おかあさんがおかあさんになった日』(童心社)で第41回産経児童出版文化賞、『せとうちたいこさんデパートいきタイ』(童心社)で第2回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
37
読み聞かせ(73)一休さんのとんちは、子どもたちにも概ね好評。短い話がいくつか入っているので、全部読むと長くなるから一つだけ読み聞かせて、あとは自分で読むように丸投げするのもいいのかも。意味をとらえきれていない子もいそうだったので、確認しながら読んだ。2015/06/04
どあら
26
図書館で借りて読了。アニメをリアルタイムで見ていた世代には知っているお話ばかりでした。長野ヒデ子さんの絵も可愛い❢(7分32秒、4年生以上)2019/07/25
ゆき
21
ブックトーク用。1冊で色んなお話がサラッと読めました。2019/11/21
mahitarou
16
優しい絵で、5歳の息子にも一休さんがなじみやすかったようです。それにしてもかしこいな~。2015/02/26
うとうと
15
お寺の小僧さん、一休さんのとんち話。/2年生に途中まで読み聞かせ。「けがわきたものはいるべからず」とか「このはしわたるべからず」とか、たけのこのお葬式とか、ちょいちょい説明を挟みながら読んだけど、よくわからなかったようでキョトンとしていた。しばらく経ってから「あぁ!」とわかってくれたり。2年生国語の教科書で紹介されてるんだけど、そう言えば前に喜んで聞いてくれたのは3年生だった。一緒に聞いていた先生も「とんちは難しいんですよね」と。面白さが伝わった少数派の子は、続きを読みたいと言っていた。2023/06/29