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出版社内容情報
貧しい若者のために女房は機を織ります
傷ついた鶴を助けた若者のもとに、美しい娘が現れます。やがて若者と娘は夫婦として幸せな暮らしをおくるのですが。
ある日、娘は貧しい若者のために、機を織ります。「けっして機を織っているところをのぞかないように」と言って。
『鶴女房』として、全国に伝わる悲しいお話と、黒井健先生の絵がみごとにマッチした作品です。
礒 みゆき[イソ ミユキ]
著・文・その他
黒井 健[クロイ ケン]
イラスト
内容説明
ゆきのふる、さむいよるのこと。いろの白いうつくしいむすめが、わかもののいえにやってきた。ふたりはやがてふうふとなり、まずしくともなかよくくらしていた。そんなある日、むすめが、「けっしてのぞかないでください。」といって、なんどにこもり、はたをおりはじめるが…。つるの伝説から生まれた、美しくせつないおはなし。
著者等紹介
礒みゆき[イソミユキ]
栃木県生まれ。舞踏家、造形作家を経て、絵本作家、童話作家となる。紙芝居『ねんねねんね』(教育画劇)で、高橋五山賞審査員特別賞受賞
黒井健[クロイケン]
1947年新潟県生まれ。児童書の編集者を経て、画家、絵本作家となる。『またたびトラベル』(学研)で第20回赤い鳥さし絵賞受賞。山梨県清里に「黒井健絵本ハウス」を開設している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。