出版社内容情報
茶釜に化けたたぬきのかるわざをごらんあれ
お寺に迷い込んだたぬき、人に見つかりそうになり茶釜に化けたのはよかったが、火にかけられて熱い熱いところげまわるうちに、もとのたぬきに戻れなくなってしまいます。
古道具屋の親父さんに拾われたたぬきは、お礼に軽業の芸を見せて大人気。大もうけした後は、お寺でのんびりと暮らしたということです。
館林市の茂林寺に伝わる伝説をもとに、動物の恩返しのお話が融合して、愉快な昔話になって伝わってきたということです。
富安 陽子[トミヤス ヨウコ]
著・文・その他
植垣 歩子[ウエガキ アユコ]
イラスト
内容説明
むかし、いっぴきのたぬきが、ちゃがまにばけた。でも、火にかけられて、「ブンブクブンブク!あついあつい!」ってころげまわるうちに、もとにもどれなくなってしまったんだよ。そんなとき、ふるどうぐやと出あったたぬきは、なんともたのしい見せものごやをはじめることに。さあさ、どなたさまも、とくとごろうじろ。ちゃがまにばけたたぬきが大かつやく。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京都生まれ。『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会新人賞、第40回小学館文学賞、「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞、『やまんば山のモッコたち』(福音館書店)でIBBYオナーリスト賞受賞。他、受賞多数
植垣歩子[ウエガキアユコ]
1978年、神奈川県生まれ。12歳のときに『いねむりおでこのこうえん』(小峰書店)で第1回DIY創作子どもの本大賞、『6人の老人と暮らす男の子』で第3回ピンポイント絵本コンペ優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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