出版社内容情報
福の神を追い出し、貧乏神をまるごと受け入れるおおらかな夫婦。どこか憎めない貧乏神。両者のやりとりが、ゆかいなお話です。富安陽子先生の軽快な文章と、飯野先生の大胆な絵が見事にマッチした作品です。
富安 陽子[トミヤス ヨウコ]
著・文・その他
飯野 和好[イイノ カズヨシ]
イラスト
内容説明
はたらきものなのに、いつまでたってもびんぼうなふうふがおりました。それもそのはず、おしいれにびんぼうがみがすみついていたのです。ところが、ある年、ついにふくのかみがやってくることになったのですが、びんぼうがみとふうふは…。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京都生まれ。『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会新人賞、第40回小学館文学賞、「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞、『やまんば山のモッコたち』(福音館書店)でIBBYオナーリスト賞受賞。他、受賞多数
飯野和好[イイノカズヨシ]
1947年、埼玉県秩父生まれ。『ねぎぼうずのあさたろうその1』(福音館書店)で第49回小学館児童出版文化賞、「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第11回赤い鳥さし絵賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Smileえっちゃん
36
図書館本。日本名作おはなし本。山形県の昔話。働き者の夫婦なのに貧乏暮らし。気が付くと押し入れの中に貧乏神が…年の末、福の神が来ることになり、万歳!のはず。長く住み着いて情がわいたのですね。福の神に向かって「わしはこのいえがすきなんじゃ」「そうじゃそうじゃでていけ!」と三人で追い出してしまった!万歳!万歳!歓迎はされても、追い出されたのは初めての福の神…良いですね~おおらかで人情味のあるおとうにおかあ。飯野和義さんの絵ユニークいいいです。2023/07/27
たまきら
31
読み友さんの感想で気になっていたけれど、いやはやおおらかで楽しいお話です。貧相で卑屈で、いかにもな貧乏神の末路ににっこり。オタマさんと探しに探して、図書館のテープのせいでちょこっとはがれにくかったページにその姿を見つけました。うちにもいるのかもしれないねえ、と娘さんが言うのが複雑な気持ち。2018/02/06
haru
17
図書館本。絵がなんとも言えず味わい深い。松谷みよ子さんのあとがきによれば、この絵本の結末は山形地方だけらしい。が、私はこちらの方がすきかも、、、。すべてをまるごと受け止めるなんて、なかなか出来た夫婦であり、それだから幸せになれるのかなぁと思いました。2016/06/15
深青
14
貧乏といえどきっと笑いの絶えない幸せなおうちなんだろうなって思いました。読んでいて楽しかった絵本。2017/11/07
遠い日
12
飯野和好さんの絵が絶品。貧乏神に入り込まれ、辟易しながらも好かれていることを受け入れるお人好しの夫婦が好き。貧乏神でも神は神。ご利益がありました。2018/08/24




