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出版社内容情報
『うらしまたろう』
日本人に昔より最も親しまれている名作です。
無常観ただよう結末が日本人の心をとらえてはなさない、最も親しまれてきた昔話です。那須田淳先生の描く太郎と乙姫のせつない物語に、宇野亜喜良先生の幻想的な絵が見事にマッチ。いつまでも心に残る名作です。
那須田 淳[ナスダ ジュン]
著・文・その他
宇野 亜喜良[ウノ アキラ]
イラスト
内容説明
むかしむかし。うらしまたろうというわかものが、うみの中にあるりゅうぐうにしょうたいされました。うつくしいおとひめさまとたのしくすごしますが…。
著者等紹介
那須田淳[ナスダジュン]
1959年、静岡県生まれ。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で、第51回産経児童出版文化賞、第20回坪田譲治文学賞受賞。現在、ドイツのベルリン在住
宇野亜喜良[ウノアキラ]
1934年、愛知県生まれ。日本のグラフィックデザイナー、イラストレーターの草分けのひとり。舞台美術から絵本まで、幅広いジャンルで活躍。『カモメの家』(理論社)で第6回赤い鳥さし絵賞、『悪魔のりんご』(小学館)で第13回日本絵本賞受賞。他に、講談社出版文化賞さしえ賞、サンリオ美術賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
12
浜辺で助けたカメに連れられて、楽しい竜宮城で過ごした浦島太郎だったが、地上では300年が過ぎ、両親どころか知った人は全て居なくなっていたという、ホラー並みに怖いお話し。そもそも何故乙姫様は開けてはならない玉手箱を浦島に渡したのか?"絶望したらこれで逝きな"的な?有名だが今だに謎の多い作品。2021/02/07
あおい
11
竜宮城で歓待されながらも年老いた母が気になるたろうとなかなかたろうを離さない乙姫。宇野亜喜良さんの絵が艶めかしい。2020/02/05
遠い日
9
宇野亜喜良さんの絵が印象に残りすぎるくらいインパクトがありますが、お話の方は那須田淳さんの文章で、わたしの好きな終わり方のバージョンでした。浦島太郎のどこが好きかと考えると春夏秋冬のそれぞれの部屋の描写と、ラスト。ラストがどうくるかで、いつもどきどきします。2018/01/18
わむう
8
絵が艶っぽい。2016/07/13
茶太郎
3
イラストが違うだけで、こんなにも印象が変わるものなのでしょうか。まったく別のお話のようでした。ちょっと艶っぽく大人向けのうらしまたろうでしたが、これはこれで好きです。2024/06/29