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出版社内容情報
『かちかちやま』
おばあさんを殺されたうさぎの敵討ちのお話。
かわいがってくれたおばあさんが、たぬきにだまされ殺されてしまいました。嘆き悲しむおじいさんにかわって、うさぎはかたきを討とうとします。昔話の名作を千葉幹夫先生の文章と井上洋介先生の絵でおくります。
千葉 幹夫[チバ ミキオ]
著・文・その他
井上 洋介[イノウエ ヨウスケ]
イラスト
内容説明
むかしむかし。おばあさんが、たぬきにだまされて、ころされてしまいました。なげきかなしむおじいさんのかわりに、うさぎがかたきうちをします。あの手この手でちえをはたらかせ、さいごには…。
著者等紹介
千葉幹夫[チバミキオ]
1944年、宮城県生まれ。児童書編集者を経て、創作活動に入る。日本の妖怪の研究にも力を注いでいる。『舌ながばあさん』(小学館)で、第33回講談社出版文化賞絵本賞受賞
井上洋介[イノウエヨウスケ]
1931年、東京都生まれ。『でんしゃえほん』(ビリケン出版)で第6回日本絵本賞大賞受賞。他に、小学館絵画賞、講談社出版文化賞絵本賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
16
息子が図書館で自ら選んだ本。幼稚園でかちかちやまを習ったらしく、それで手にとったようだ。有名なお話だが、正直私は詳しい内容は忘れていた。ただなんだかとっても恐ろしく感じていた記憶が。きっと、おばあさんが殺されてしまったり、たぬきが火傷したり溺れたりというのが、幼心には相当きつかったんだと思う。息子はケロッとして話を聞いていたが、内心はショックを受けてるんだろうか?それとも私がナイーブ過ぎる子だったのか(´。`)・・2011/12/18
遠い日
9
「かちかちやま」は、好きな昔話だが、いつも読む前にどのバージョンかとどきどきする。今回は婆汁が出てこずほっとする。そして、うさぎの復讐代行の理由も明らかに書かれている。豆をまく場面のタヌキのからかいも、他の再話よりあっさり。出会うたびに借りてみるが、いつか何冊も並行して読み比べしてみたい。2020/11/24
あおい
6
かちかちやまはいろんなパターンがあるけれど、これは婆汁は出てこない。性悪たぬきをうさぎが容赦なくやっつける。2022/09/19
真尋
2
2009年4月初版。千葉幹夫文、井上洋介画。婆汁は無し。開始早々不思議な力で増量する豆が登場。これ農業描写要らなくなるんじゃないかと思ったけれどその後は特殊描写のないかちかち山だった。婆様が死ぬまで常に左向きの同じ表情でコピペかと思ったけれど淡い水彩が良いイラスト。2017/12/31
わかな
2
井上洋介さんの『かちかちやま』が新鮮でした。2009/07/01
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