くらやみのなかのゆめ

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  • サイズ B4判/ページ数 41p/高さ 28X28cm
  • 商品コード 9784097266792
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

宇宙への夢が広がる宇宙飛行士がかいた絵本

宇宙でデヴィッド・ボウイを歌って一躍有名になったカナダの宇宙飛行士クリス・ハドフィールドの待望の絵本。
カナダ人としてはじめて宇宙飛行士になった彼が、最初に宇宙飛行士を夢みた体験を元に、物語を書きました。
子どもは、暗闇が怖いものです。
主人公の少年も、真っ暗闇が怖くて仕方ありませんでした。だって、エイリアンが出てくるかもしれないから・・・。そんな少年の夢は、宇宙飛行士になることでした。ある日、本物の宇宙飛行士が月に降り立つ映像をテレビで見て、彼は、びっくりしました。宇宙に行くことを夢みていたけれども、その宇宙はこんなに真っくらだったなんて知らなかったって。宇宙には、これまで見たことがないほどの闇が広がっていたのです。そして彼は、変わりました。闇は怖くないんだって思えるようになったのです。宇宙の闇を探検したいと思うようになったのです。

作者のクリス・ハドフィールドは、「夜のやみは、夢を生み出し、朝の光は、その夢を実現するためにある」と読者へのメッセージで述べています。



【編集担当からのおすすめ情報】
作者のクリスが少年だった頃、NASAの宇宙飛行士は、アメリカ人しかいませんでした。それでも、彼は、いつか条件が変わって宇宙飛行士になれるチャンスが来るかもしれないと、グライダーの操縦を学び、軍事大学へ進み、努力を続けていました。そして、1992年にとうとう、宇宙飛行士になりました。
その後、3回の宇宙旅行をして、カナダ人発の船長も務めました。
闇の中で自分を見つめること、そして、夢を持つことの大切さを伝えてくれる絵本です。




クリス・ハドフィールド[クリス ハドフィールド]
著・文・その他

ザ・ファン・ブラザーズ[ザ ファン ブラザーズ]
イラスト

さくま ゆみこ[サクマ ユミコ]
翻訳

内容説明

「まっくらなへやからは、ぶきみなエイリアンがやってくるんだ」くらやみがこわかったクリスは、なんとかねるためにぎゅっとめをつぶると、やがて、すてきなゆめがおとずれました。宇宙でデヴィッド・ボウイを歌った男、宇宙飛行士「クリス・ハドフィールド」の絵本。宇宙への夢がひろがる!

著者等紹介

ハドフィールド,クリス[ハドフィールド,クリス] [Hadfield,Chris]
1959年カナダのオンタリオ州で生まれ。エンジニア、戦闘機パイロット、テスト・パイロットなどの職業を経て宇宙飛行士となる。1992年にカナダ宇宙庁に宇宙飛行士として選ばれ、1995年11月にNASAが打ち上げたスペースシャトルの乗組員として初めて宇宙に出る。2001年4月にはスペースシャトルで国際宇宙ステーションへ。2012年12月にはソユーズで国際宇宙ステーションを訪れて34次長期滞在に参加し、2013年3月からは第35次長期滞在の船長となり、さまざまな実験を行ったり、地球の写真をSNSに掲載し、話題となる

さくまゆみこ[サクマユミコ]
1947年東京生まれ。出版社勤務、教職などを経て、現在はフリーの翻訳家・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アクビちゃん@新潮部😻

53
【図書館】カナダ人初の宇宙飛行士 クリスさんの実話。夢を諦めず頑張れば、未来は明るい!と伝えたくて 、小6に読み聞かせしてきました。淡々と物語りが進んで行くので、シーンとしてました(^_^;) が、1人でも良いので、何かが残るといいな〜❣2019/12/18

とよぽん

50
原題『THE DARKEST DARK』、邦題には「ゆめ」という言葉が入れてある。1959年生まれのカナダ人宇宙飛行士、クリス・ハドフィールドさんが宇宙へいざなう素敵な文章だった。「よるのやみは、夢をうみだし、朝の光は、その夢を実現するためにあるのです。」というメッセージが良かった。闇というのは怖いと思うかもしれないが、素晴らしい場所でもあると。1969年、アポロ11号月面着陸の様子をテレビで見たことが、1人の少年の人生を方向付けた。愛犬アルバートの表情や仕草がかわいい。絵は、あのファン兄弟。2021/10/10

鴨ミール

38
今月は、月を見上げたお子さんも多かったかな?と思って読み聞かせの候補に再読してみました。やっぱ好きだなぁ。この本。三年生にはちょうどよいかな〜。2022/11/11

ちぐ

29
くらやみを怖がるクリス・ハドフィールド少年が、テレビで宇宙に広がる大きくて深いやみの存在を知り、宇宙飛行士になりたいと思うようになった話が絵本に。くらやみの中は怖いけど、そこは素晴らしい場所でもある。夜のやみは夢をうみだし、朝の光はその夢を実現するためにある。2017/05/12

anne@灯れ松明の火

28
新着棚で。宇宙飛行士の夢を叶える少年の話だが、てっきりフィクションだと思っていた。が、最後まで読んだら、写真も出てきて、実話だとわかる。落ち着いて、表紙を見直すと、作者名の上に「宇宙飛行士」と入っていた。本当にやりたいことが見つかった時、人は変われるんだね! 妄想の宇宙旅行の相棒は犬のアルバート。これも実在! 『宇宙兄弟』に出てくるアポ、似てる? もしかして、アルバートがモデル……ってのは考え過ぎ?(笑)2017/03/05

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