ながしまのまんげつ

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 28cm
  • 商品コード 9784097266464
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

創作落語の名作から生まれた快作絵本!

人気落語家、林家彦いちの自伝的創作落語の名作「長島の満月」を、気鋭のクレヨン画絵本作家、加藤休ミが絵本化しました。

“なんにもないけど、なんでもある”――
街とはちがう、島のあたりまえを少年の視点で描きます。

街には流行りのものや便利なものがたくさんあります。
でも、それらが簡単に手に入らない土地では、そのかわりに(それ以上の)、そこでしか得ることができない、かけがえのないものがたくさんあります。
だれもが日々の生活をいとおしく思える、おおらかであったかい作品です。

【編集担当からのおすすめ情報】
原作「長島の満月」を知っている人も、知らない人も、だれもが楽しめる作品になりました!

文と絵を担当した加藤休ミ氏は、実際に鹿児島県の長島まで足を運んで取材しました。そこで目にした現地の濃厚な自然、人々のほがらかで力強い生活などがこの絵本の中にしっかりと息づいています。どうぞ実際に手にして、堪能してください。

内容説明

なんにもないけどなんでもある。街とはちがう、島の“あたりまえ”をユーモラスに描く―ちょっぴりなつかしい、でも、いつの時代にも通じるゆたかであたたかな島の生活風景。噺家・林家彦いちの自伝的創作落語の名作を個性派クレヨン画家・加藤休ミが絵本化!

著者等紹介

林家彦いち[ハヤシヤヒコイチ]
1969年、鹿児島県生まれ。1989年林家木久扇に入門、2002年真打昇進。NHK新人演芸コンクール落語部門大賞、林家彦六賞他、受賞歴多数。主に新作落語を得意演目とする。春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭白鳥らと結成した「SWA(創作話芸アソシエーション)」の活動は、後の「落語ブーム」や現在の落語会隆盛のきっかけを作る。執筆も多く手がける

加藤休ミ[カトウヤスミ]
1976年、北海道生まれ。クレヨンとクレパスを用いた独特の画法と迫力あるタッチで、ノスタルジックな情景や滑稽味のある人物画、食べ物のリアルな描写を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

spatz

8
加藤休ミさんのコーナーにて。落語家林家彦いち、さん、おさないころ鹿児島県の長島、ですごしたときのことがほぼ実話だそう。東京にいたとき八丈島に何回かいったからこの近くて遠い島の感じはそこにかさなる。おおらか、ゆっくり。2021/06/01

emi*

7
表紙の傘模様の服。読む進めると意味がわかります。ぷっ、となりました。2019/09/30

なかちゅう

5
島の生活は本土と違うところがあって「なーんか、へーん」。でも、それは島の独自性、多様性による豊かさ。大きくなって島以外の人たちと話すとき、ぜひ自慢してほしいと思う。2016/06/27

みよちゃん

3
原作と絵と文、同時進行で作られたのでしょうか?私よりずっと若いのに、内容がえっと思うのは、地域性でしょうね。都会育ちで今は田舎に暮らしているからですかね。絵の表情がとても良く、引き込まれました。長崎と天草の橋を想像していて、良く見ると鹿児島だったので、自分の早とちりにビックリしてます。2016/08/02

SHINee forever

2
彦いちさんの落語を聞いて、田舎出身の夫と「あるある〜」と大笑い。絵本も出てると聞いて読みました。 ほのぼのする一冊。2022/05/14

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