出版社内容情報
そりゃあもう!そりゃあもう!
ぬいぐるみのクマが、初めてもらった手紙に大喜び! 手紙をくれた相手の元をたずねて旅をすることにしたのですが、「そりゃあもう!」なことがいっぱい。初めてのドキドキ感とウキウキ弾む気持ちが満載の絵本。
何度読んでもハッピーな気持ちに包まれます。
【編集担当からのおすすめ情報】
「そりゃあもういいひだったよ」とつぶやいて眠りにつくことができたら、明日もきっといい日になりそう。。。夜寝る前の読書タイムにもぴったりの絵本です。
内容説明
まいにちのなかのちっちゃなことに、「そりゃあもういいひだったよ」とつぶやいて…。
著者等紹介
荒井良二[アライリョウジ]
1956年山形県生まれ。日本大学芸術学部芸術学科卒業。1990年に処女作「MELODY」を発表し、絵本を作り始める。『うそつきのつき』で小学館児童出版文化賞、『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童図書展特別賞、『森の絵本』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。2005年には、世界の児童文学賞の最高峰「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を日本人として初めて受賞。2012年『あさになったのでまどをあけますよ』で産経児童出版文化賞大賞を受賞するなど、日本を代表する絵本作家として、国内外で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
148
毎日いろんなことが起きていて、楽しいことばかりじゃないけど、そりゃあもういいひだったよという気持ちで一日が終われて、翌朝を迎えられたらとても心地よいこと。人によって楽しめたりつまらなかったり、なぜこんなにワクワクするのかなと不思議に思うときもあるけど、この絵本を読むと、あれっ、楽しさは目の前にたくさん転がっていて、こころの中にもあるんだと気づけるかもしれない。ぬいぐるみのクマに届いた手紙は招待状。夜になり山の上の広場に行くと、とても愉快な世界が広がっていた。そんな日々が長く続いてほしいとみんな願っている。2025/10/12
kimi
64
今日はまるでこの絵本みたいな日。2016/03/14
ぶんこ
54
「そりゃあもう いい日だったよ」と言える日々をおくりたい。言える人になりたい。小さなことにも「そりゃあもういい日だったよ」と言えるかな?私には訓練というか自己暗示が必要だけど、クマのぬいぐるみのポジティブさを見習いたい。招待状を出してくれた本物のクマさんたちも楽しそう。自己暗示得意なので、やってみるか!2025/10/15
よこたん
46
“てがみを くれた クマが ぼくを よんだんだ どうぞどうぞと なかまに いれてくれたんだ ぼくは もう うれしくて うれしくて そりゃあもう うれしくて!” ぬいぐるみのクマが、本物のクマに会いに行く。うれしくて、きっとニコニコしてたんだろうなぁ。行く先々で出会う人も皆優しいのは、笑顔にはついつい笑顔を返しちゃうからかな。クマたちのパーティーで、タンバリンを振るコのご機嫌な仕草に、こちらまで嬉しくなってしまう。どんな気持ちの時でも、夜は来て朝日は昇る。それが煌めいて見えるか何も思わないかは、自分次第だ。2019/05/20
Cinejazz
36
〝ぼくは、縫いぐるみのクマ。本物のクマから初めてもらった手紙には「月が丸くなったら、遊びに来てください」って書いてありました。 で、ぼくは、手紙をくれた相手の元を尋ねる旅に出た…。 バスの運転手さんも、ロープウエィの係のひとは「そりゃあもう❢」いいひとたちばかり。ぼくを呼んでくれた山のクマさんたちも「そりゃあもう❢そりゃあもう❢」やさしく歓待してくれて、嬉しさいっぱいになって…〟「そりゃあもう、いい日だったよ」と呟いて、眠りにつくことができたら、明日もきっといい日になりそうな、そんな気になる嬉しい絵本。 2025/10/16




