おおきなおおきなにんじん

刀根 里衣【絵・文】

小学館（2015/06発売）

• サイズ B5判／ページ数 32p／高さ 19X25cm
• 商品コード 9784097265887
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

夢の世界にとんでいける絵本

海外で活躍する絵本作家刀根里衣さんの赤ちゃん絵本です。
うさぎの兄弟が、畑で大きな大きなにんじんを見つけました。
「これで何ができるかな？」
うさぎの兄弟は、みんながにっこりする使い道を考えることにしました。
「これで、なにができるかな？ なにができるかな？」
「そうだなあ、ヨットかふねになるんじゃない？」
「そらをとべるんじゃない？」
想像力をふくらませて、夢の世界に飛んでいける絵本。

【編集担当からのおすすめ情報】
本作品は、フランス、イタリア、スペイン他、ヨーロッパの国で広く読まれている人気絵本です。作者の刀根里衣さんは、2014年ボローニャ児童書ブックフェア国際イラストレーション賞を日本人としては、初めて受賞しました。彼女の作品は、国際イラストレーション賞を受賞後、日本国内でも個展を開き、たいへん注目を浴びています。
ほのぼのとした柔らかな色使いは、見る人の心をほっこりのんびりあたたかくしてくれます。

刀根 里衣［トネ サトエ］
著・文・その他/イラスト

内容説明

うさぎのきょうだいが、おおきなおおきなにんじんをみつけました。うさぎのきょうだいはこのにんじんで、みんながにっこりするつかいみちをかんがえることにしました。なにができるかな？なにができるかな？夢がおおきく広がる絵本。

著者等紹介

刀根里衣［トネサトエ］
１９８４年福井県生まれ。２００７年京都精華大学デザイン学部ビジュアルコミュニケーション学科卒業。２０１２年よりイタリアへ渡り、絵本製作に取り組んでいる。２０１２年から２年連続で、ボローニャ国際絵本原画展の入選を果たす。２０１３年、日本人として初めて国際イラストレーション賞を受賞。ミラノ在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hideto-S@仮想書店 月舟書房]

刀根里衣さんの絵本。6ひきのうさぎの兄弟は、驚くほど大きなにんじんを見つけました。すぐ食べるのではなく「いちばんみんながにっこりする」使いみちは何かいろいろ考えを巡らします。白うさぎとにんじんのオレンジ色、葉っぱのグリーンのコントラストが美しい。ビタミンカラーで元気になれそう♪　2015年度6月初版。

2015/07/25

[Kawai Hideki]

大きな人参を見つけた6匹のウサギの兄弟のお話。「みんながにっこりする使い道」を考えるのだが…。人参をヨットにしたり、飛行船にしたり、家にしたり。結論としては…まあ、食べるよねえ。

2016/10/30

[ままこ]

にんじん畑でとてもおっきなにんじんを見つけたうさぎのきょうだい達。何に使おうか想像がどんどん膨らむ。刀根里依さんのファンタジックな絵と色使いが素敵。あるページはこんなうさぎ初めて見た！があり可愛くシュールでツボる。やっぱり最後はそうなるよね。

2025/07/11

[yomineko＠鬼畜ヴィタリにゃん💗]

うさぎのきょうだいが見つけた巨大な人参🥕どうすればみんなが喜ぶかな～と色々と考えたけど、、、やっぱり一番みんなが喜ぶのは「頂きま～す」ですよね🐰🐰🐰

2025/03/20

[ユカ]

図書館で。刀根里衣さんの絵が見たくて。とってもきれいで、どこまでも幻想的な絵ばかりです。とくに、世界の奥の奥と、お花畑の絵が好きです。ページごとに、うさぎの兄弟がそろいのポーズを決めてるのもかわいいです。みんなが笑顔になること、わたしも大好き！

2015/09/24