出版社内容情報
けんかから始まるスカタンな友情
夏休みのプール、少年たちは、悪ふざけが過ぎて友だちを怒らせてしまう。
「やめろ、スカタン!」
怒った声がプールに響き渡り、少年は飛び出していってしまいます。ケンカの原因は、水かけっこ。
「どうしよう?? そんなつもりではなかったのに」
やり過ぎてけんかしてしまうスカタンな関係は、大事な友達との友情をはぐくむすてきな関係です。怒った少年と怒らせた少年の微妙な気持ちが、伝わってくる仲直りの物語。
「スカタン!」とは、見当ちがいだったり、場にそぐわないこと、またはそういうことをやってしまった人のことをさして使われます。
【編集担当からのおすすめ情報】
青少年読書感想文全国コンクール課題図書でもある『おこだでませんように』『メガネをかけたら』の作家くすのきしげのりさんの新作絵本です。関西弁が軽快に弾ける爽快な物語です。絵は、徳島在住の新鋭画家、羽尻利門さん。細やかな表現で、少年たちの心情と日本の夏の風景を美しく描きます。今回は、初の徳島コンビです。
くすのき しげのり[クスノキ シゲノリ]
著・文・その他
羽尻 利門[ハジリ トシカド]
イラスト
内容説明
なつやすみのプール。ふざけすぎて、ともだちをおこらせた。「スカタン!」ともだちのおこったこえがプールにひびきわたった。どうしよう~。
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
1961年徳島県生まれ。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て、現在は児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続けている。絵本『おこだでませんように』、『メガネをかけたら』(ともに小学館)が青少年読書感想文全国コンクール課題図書となる。『おこだでませんように』は第2回JBBY賞受賞。また、『ふくびき』(小学館)、『ともだちやもんな、ぼくら』(えほんの杜)は、第3回ようちえん絵本大賞を受賞
羽尻利門[ハジリトシカド]
1980年兵庫県生まれ。日本イラストレーター協会(JIA)会員。小学校の教科書や幼稚園の教材など、教育分野の挿絵や表紙絵のほか、児童書やカレンダーなど多くのイラストを手がけてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ほんわか・かめ
どあら
anne@灯れ松明の火
mari
退院した雨巫女。