出版社内容情報
雑木林は、人がつくる生き物の宝庫だ!
「人と自然のつながり」をテーマに、生き物を描き続ける著者。昨年3月に発売した自身初の絵本『田んぼの一年』に続く、第2弾の登場です。
この本は、『田んぼの一年』と同様、雑木林を定点観測し、それぞれの時期に現れる生き物や人々のようすを、歳時記のように、紹介します。またその時期のトピックを、「かわら版」と銘打ち紹介します。著者の自然に対する愛情の大きさが、あたたかいながらも視点の鋭いイラストに現れています。
全体の構成は、パノラマ絵本+生き物図鑑+林の文化 です。
雑木林を1年間定点観測し、各月の雑木林の作業や、林内に出てくる生き物、地下で育つ幼虫、そして奥の民家のまわりで繰り広げられる人間のドラマが、ひとつのイラストの中に展開されます。
また、各月のトピックを、パノラマ絵本の欄外に「かわら版」として紹介。巻末には、雑木林の文化や仕事カレンダー、クヌギの一生、など資料的情報も満載し、見て楽しい生き物インデックスも掲載しました。
【編集担当からのおすすめ情報】
独特の暖かいタッチで生き物を描き続ける著者。実はイラストを描くだけでなく、実際に田んぼや自然の保全活動もされていて、生き物の話になると止まらなくなってしまう、熱い方です。そんな著者が描く生き物は、やはり愛情がたっぷり込められています。小さいながらも、細部にこだわったイラストは、大人でも一見の価値ありです。
内容説明
木を育て、切って使い、また木を育てる。生き物が集まる雑木林は人がつくる大自然だ!
著者等紹介
向田智也[ムカイダトモヤ]
1972年、神奈川県生まれ。日本人の暮らしと自然をテーマに、日本ならではの自然を、絵と文で表現している。絵本の出版は『田んぼの一年』が初。認定NPO法人鎌倉広町の森市民の会理事。同団体が保全活動をしている緑地で、里山風景の復元活動に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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