出版社内容情報
4歳の男の子とハラマキが世界を救う!?
日曜日の黄昏時にオンエア中の大人のための洒落たラジオドラマ「NISSAN
あ、安部礼司 BEYOND THE AVERAGE」(TOKYO FM)から、スピンオフ絵本が誕生しました。
活躍するのは、番組の主人公・安部礼司(41歳)のひとり息子、永太(えいた)。
4歳の誕生日にもらった、ママの手編みのハラマキをつけて、街に飛び出すと・・・郵便ポストやモミの木、こぐま、白鳥のこどものトラブルに遭遇。えいたは持ち前の機転と大事なハラマキで、次々と彼らを助けていきます。そして、白鳥のお母さんと世界を救うために、寒い国の魔王と対峙することに・・・!
えいたは無事生還できるのか? ハラマキはどうなる!?
子どもの必須アイテム・ハラマキを巡って展開する、優しさと勇気にあふれたファンタジー。放送7年目を迎える人気ラジオドラマとの斬新なコラボレーションで、子どもはもちろん! 大人も楽しめる全く新しい絵本の誕生です。
【編集担当からのおすすめ情報】
「あ、安部礼司」は放送7年目を迎える、人気の高いラジオドラマです。今回の絵本化にあたり、ストーリーは番組の脚本家さんに特別に書き下ろしていただき、絵は新進気鋭の絵本作家さんに担当していただきました。
えいたの奮闘を通して、“誰かのために頑張ることが世界を動かす”というテーマを味わっていただき、温かい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
著者等紹介
北阪昌人[キタサカマサト]
1963年大阪府出身。学習院大学文学部ドイツ文学科卒。日本放送作家協会会員、日本脚本家連盟会員。ラジオドラマを中心に活躍し、モダンで切ない物語作りには定評がある。『プラットホーム』(2007年TBCラジオ)で第44回ギャラクシー選奨、第62回文化庁芸術祭優秀賞(ラジオドラマ部門)受賞。『Sound Library~世界にひとつだけの本~』(2010年ジャパンエフエムネットワーク)で第48回ギャラクシー奨励賞受賞
おくやまゆか[オクヤマユカ]
1976年福岡県出身。早稲田大学第二文学部文芸専修卒。絵本作家としての活動の他、コミックも手がける。『おもしろうんどうかい』で第7回タリーズピクチャーブックアワード特別賞受賞。『ことばがくちからでちゃったら』(第9回同ストーリー賞受賞)で作画を担当。「第12回ピンポイント絵本コンペ」優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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S.Mori
雨巫女。@新潮部
さくら@絵本記録
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