じゃがいもポテトくん

長谷川 義史【作・絵】

小学館（2010/07発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 28cm
• 商品コード 9784097264217
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

歌って楽しい、じゃがいもの愉快な絵本

子どもたちの大好きなじゃがいもくんのお話です。八百屋さんで売っているじゃがいもくんたちは、みんな北の国からきた家族です。店先で、仲良く並んでいますが、次々といろいろなうちに買われていって、離ればなれになってしまいました。涙涙のお別れでした。そして、ある日の幼稚園でのお昼の時間。子どもたちがお弁当箱を開けたとたん…コロッケになったじゃーむすくん、ポテトフライのとうさん、みんな、それぞれのうちで、おいしいじゃがいも料理に変身して、子どもたちのお弁当のおかずになって再会しました。
リズム楽しい、テーマソングが巻末についている「テーマソングのあるお話し絵本」です。

【編集担当からのおすすめ情報】
長谷川義史さんが、各地で行ってきた講演会で、読み聞かせならぬ“歌い聞かせ”で、絶大な人気のあるお話「じゃがいもポテトくん」が、やっと絵本になりました。7月から各地で毎週のようにあるイベントでも、人気を博すこと確実です。

長谷川 義史［ハセガワ ヨシフミ］
著・文・その他/イラスト

内容説明

じゃがじゃがじゃがじゃがおじゃがじゃが。やおやさんのね。じゃがいもくんたちはね。きたのくにからきたかぞくだよ。つぎつぎにいろいろなうちにかわれていって、み～んなはなればなれになっちゃった…。じゃがじゃがじゃがじゃがポテトフライ！じゃがじゃがじゃがじゃがポテトサラダ！おいしいおかずにへんしんだ！おじゃがじゃがじゃが―テーマソングのあるおはなし絵本。

著者等紹介

長谷川義史［ハセガワヨシフミ］
１９６１年、大阪府藤井寺市生まれ。グラフィックデザイナーからイラストレーターへ。第３４回講談社出版文化賞絵本賞、第１４回けんぶち絵本の里大賞、第５７回小学館児童出版文化賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[やすらぎ]

この物語を読んでしまったら、お店でじゃがいもを買うときに思い出すだろう。袋にまとめられたものならいいけど、バラ売りは注意。気をつけて手に取らないとみんなバラバラになってしまうから。じゃがいも料理は子どもの大好物。ポテトサラダもフライドポテトも揚げいもも、みんなのお弁当を開ければ入っている。揚げたてのコロッケは特別。安くて美味しくてホクホクで、子どもも笑顔、じゃがいもも笑顔。同じ畑で育ったみんながいろんなところに散らばっていく、想像力豊かで、タコとイカという視点でも楽しめる、長谷川義史さんの素敵な絵本です。

2025/10/26

[おくちゃん👶柳緑花紅]

北の国から親戚、家族と一緒にとある場所の八百屋さんへ。お父さんが買われていく。家族が別れる悲しいお話。次にお母さんも。とうとう自分まで。ところがとある幼稚園のお弁当の時間。みんなのお弁当の中身は‼変身した家族、親戚とご対面♪みんな大好きポテトくん。テーマソング迄あるのって素敵すぎる。

2016/06/14

[つくよみ]

図書館本：家族親戚一同揃って、北の国からやおやにやってきた、じゃがいものじゃーむす。まずはお父さんが買われて行き、次いでお母さん、そして妹。離れ離れになっていく様に「かなしい はなしです･･･」とホロリ。ついには、じゃーむすも買われてしまい？大胆な絵柄に、細かいところまでの描き込み。コミカルな魚屋とタコの決闘！？絵を見ているだけで、ほっこりほくほくして来そうな絵本。離れ離れになった家族達は、その後、思わぬ邂逅を。何にでもなれるじゃがいもだけど、すき焼きにだけは入れてはいけない。そんな曲も、巻末に♪

2014/03/10

[忠犬じろレポ]

じゃがいもの家族が、様々な料理となって、子供たちのお弁当へ。子供たちの大好きな食材ですからね。

2016/04/24

[かおりんご]

絵本。じゃがいもポテトくんが、家族とバラバラになって売られていくのだけれど、何故か悲しくない。最後が、またまたいい感じで、子ども受けしそうです。

2015/03/30