内容説明
むかしむかしずっとむかし、たった1とうでくらしているきょうりゅうがいました。あるひ、こどもたちがやってきて、どうしてもかえらないので、いっしょにくらすことになりました。あさおきると、きょうりゅうはごはんをつくります。こどもたちはなんでもめずらしそうに、よろこんでたべました。そして、きょうりゅうのせなかにのって、おさんぽにしゅっぱつ!ひがくれるまで、おもいっきりあそびました。ばんごはんのあとは、みんなでおふろ。そして、きょうりゅうのこもりうたで、こどもたちはすやすやゆめのなか…。ところがあるひ…。
著者等紹介
おおのさとみ[オオノサトミ]
1968年大阪市に生まれる。コピーライターを経て、夫のオオノヨシヒロ氏と絵本を創りはじめる。2002年イタリアで出版された『la citta bucata』(このあな、なあに?)でレガンビエンテ賞を受賞。『母の友』や『全家研ポピー』などの教育情報誌に童話を書く
オオノヨシヒロ[オオノヨシヒロ]
1957年京都府に生まれる。1997年ボローニャ国際絵本原画展入選。1998年イタリア・キオッジャ市ユニセフ後援国際イラストコンクール特別賞、2001年同コンクール金賞受賞。2002年イタリアで出版された『la citta bucata』(このあな、なあに?)でレガンビエンテ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
15
読みたい本に入れていたら、隣市で面陳♪ タイトルの”やさしい”がピッタリの優しい絵。お話も優しい感じで始まるが、途中からの意外な展開に驚く。そして、ラストは、やっぱり優しい恐竜と恐竜に優しくされた子どもたちが描かれ、温かい気持ちになった。おおのさん、初読み。他の作品も読んでみたい。絵のオオノ ヨシヒロさんはご主人だそうだ。2022/01/23
遠い日
12
恐竜のファンタジー。こんな国に迷い込んで、毎日楽しく暮らせたら、どんなにいいだろう。王子と王女の夢の日々。お互いに忘れられない存在になった彼らに、未来の日があったことが嬉しい。2018/03/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
男の子と女の子が迷い込んだところは、ひとりぼっちのきょうりゅうのいる所。やさしいきょうりゅうと楽しく過ごす日々はやがて終わりをつげ、きょうりゅうはひとりぼっちで長いねむりにつく…。夢のような楽しい毎日を過ごせた二人は、大人になっても子どもたちを大切に育ててます。2023/04/17
くろばーちゃん
1
いろいろめちゃくちゃで、理解に苦しむ本だった。2024/11/08
ゆたか
1
3歳5か月。2016/06/21