出版社内容情報
大きな大きなくまと、中くらいのくまと、小さな小さなくま、そして小さな女の子。両者の思わぬ遭遇が、ゆかいな物語を巻き起こす、民話ならではの繰り返しがおもしろいイギリスに伝わる昔話です。
森山 京[モリヤマ ミヤコ]
著・文・その他
柿本 幸造[カキモト コウゾウ]
著・文・その他
内容説明
森に、大きな大きなくまと、中くらいのくまと、小さな小さなくまが、住んでいました。ある朝、三びきがさんぽに出かけている間に、一人の女の子がやってきて…。大・中・小のくり返しが楽しい、イギリスに伝わるお話です。
著者等紹介
森山京[モリヤマミヤコ]
1929年、東京都生まれ。コピーライターを経て、童話の創作活動をはじめる。『あしたもよかった』(小峰書店)で第39回小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で第34回野間児童文芸賞、「きつねの子」シリーズ(あかね書房)で第11回路傍の石幼少年文学賞など、受賞多数
柿本幸造[カキモトコウゾウ]
1915年、広島県生まれ。第8回小学館絵画賞などを受賞。1998年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
28
⭐️⭐️⭐️子供と一緒に読みました。2016/02/19
ヒラP@ehon.gohon
14
「3びきのくま」には、イギリス民話がベースになったお話と、トルストイのアレンジがもとになったお話があるのですね。 柿本さんの絵にはイギリス民話が合っているとおもいます。 どんくまさんの世界から出てきたような、おおらかな雰囲気があります。 ちょっぴりいたずらっ子の女の子も、なんだか可愛く思えて、それをみつけたくまさん家族もやさしく思えて、ほんわりとしたお話でした。2016/03/03
バニラ風味
13
くまの家に不法侵入した女の子の様子と言葉など、森山京さんの文が、細かくて丁寧。柿本さんのふわんした絵も、魅力的です。特に、女の子が、いすを壊してしまったときの絵が良いですね。くまたちが食べていたのは、オートミールだったのね。おかゆ、と思ってました。2007年の作品、イギリスのおはなしです。2023/09/29
ヒラP@ehon.gohon
11
障害者学童保育デイサービスで読み聞かせしました。読みやすい絵本です。2017/04/14
海(カイ)
11
【図書館で】くまの家に侵入したのは、最初の頃のお話は、女の子ではなく、おばあさんだったようです。 このお話、面白いです♪2016/01/20
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