出版社内容情報
働き者だが貧乏な靴屋に、ある夜起きたふしぎな出来事。現れたこびとは、一生懸命に靴を縫って去っていきます。なぜ?どうして?との謎に惹かれながらも、なぜかぽかぽかと心温まるグリム童話のおはなしです。
寺村 輝夫[テラムラ テルオ]
著・文・その他
岡村 好文[オカムラ ヨシフミ]
著・文・その他
内容説明
はたらきものだけど、びんぼうなくつやがおりました。とうとう、一足分のくつの皮しかなくなったその夜から、ふしぎなことが起こりはじめます…。くつやの誠実さと、くつやをしあわせにみちびく二人のこびとたちを、やさしくえがいたグリム童話です。
著者等紹介
寺村輝夫[テラムラテルオ]
1928年、東京都生まれ。大学在学中に坪田譲治氏に師事し「びわの実学校」の同人になる。卒業後、創作活動に入り、『ぼくは王さま』(理論社)で第15回毎日出版文化賞受賞、『おおきなちいさいぞう』(文研出版)で第13回講談社出版文化賞絵本賞受賞。2006年没
岡村好文[オカムラコウブン]
1944年、長野県生まれ。グラフィックデザイナーを経て、子どもの本の世界に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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とよぽん
41
こびとたちと靴屋の老夫婦との間には、確かな贈り物を交わした形跡がある。根底にあるものは何だろう。なぜ、こびとたちはあれ以来姿を見せなくなったのか?贈与に対するお礼をもらったから?2023/08/29
どあら
23
図書館で借りて読了。貧乏だけど、誠実な靴屋さんと二人の小人さん達のお話(4分44秒、低学年)2022/06/19
たーちゃん
14
息子は「裸ん坊だね」と言っていました。2023/12/25
千尋
11
小さい頃大好きだった童話『こびとのくつや』が懐かしくなり読みたくなって、図書館で借りてきた絵本*昔々、働き者だけど貧乏な靴屋さんがありました。とうとう一足分の靴の皮しかなくなったその夜に不思議な事が起こります☆靴屋さんを幸福に導く小人さんたちがかわいらしいですv2012/06/09
MOCCO
9
4歳児が気に入ったノーマル絵本。私も好きな話。グリムですが、この本ではハッピーエンド。(この話って、実際もハッピーエンドなんだったっけか?)小さい子供に読ませるには、やっぱりハッピーエンドは安心する。2016/03/21