出版社内容情報
月刊「おひさま」の読者アンケートで人気の高い世界の名作24編を、それぞれ一流作家の文章と絵で絵本化しました。世界名作の愛読者のみならず、有名作家のファンなど幅広い層に受け入れられる絵本です。
寺村 輝夫[テラムラ テルオ]
著・文・その他
和歌山 静子[ワカヤマ シズコ]
イラスト
内容説明
歳をとった、ろばと犬と、ねことおんどりが、音楽たいに入れてもらおうと、ブレーメンという町をめざします。その夜、森でどろぼうの住む家を見つけた四ひきは…。ゆかい痛快な、ブレーメンの音楽たいの出発です。
著者等紹介
寺村輝夫[テラムラテルオ]
1928年、東京都生まれ。大学在学中に坪田譲治氏に師事し「びわの実学校」の同人になる。卒業後、創作活動に入り、『ぼくは王さま』(理論社)で第15回毎日出版文化賞受賞、『おおきなちいさいぞう』(文研出版)で第13回講談社出版文化賞絵本賞受賞。2006年没
和歌山静子[ワカヤマシズコ]
1940年、京都府生まれ。『あいうえおうさま』(理論社)で第3回絵本にっぽん賞、『おおきなちいさいぞう』(文研出版)で第13回講談社出版文化賞絵本賞受賞。挿絵に「王さま」シリーズ(理論社)など、寺村輝夫氏とコンビを組んだ作品多数。また、アジア各国で出版されている最新の絵本を収集し、全国の希望する施設に貸し出しを行う「アジア絵本ライブラリー」を開設している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じん
7
楽しいお話しのイメージがあったけど、出だしは老年の悲哀あふれる辛い感じだったのですね。こどもは、動物の鳴き声にうけてくれてますが、こちらは初老の特攻野郎Aチーム的なハードボイルド風にして読むのが楽しい。『それも いいな』のセリフにもうひと暴れやってやろうじゃねえか、の心意気を勝手に込めてます。2022/05/04
かぼちゃりん@花粉症はつらいよ
5
2024/1/31読了。中学生の職場体験の読み聞かせ実習に際して、司書による手本用の絵本探し。和歌山さんの絵は、アウトラインがはっきりしていて見やすいかと思って選んでみました。寺村さんの文もすごく分かりやすくて、読み聞かせにはぴったり。……なんだけど、ちゃんと練習する時間もないし、不出来な手本では中学生たちにも申し訳ないので、今回は不採用。実習本番では、今までにも読んだことのある別の絵本を使用しました。うーんでも、いつかおはなし会で使ってみたいなぁ。2024/01/31
tutu
4
低学年向け【約6分】 グリム童話。 絵の線が黒くハッキリしていて、遠くからでもよく見える。2020/02/01
しゃちべえ
4
あまり読まないのだけど、たまには有名な童話もと思って借りてみた。これは、幼稚園のクリスマス会で猫をやったので、私にとっては思い出深いグリム童話。コタも楽し気に聞いてくれたけど、読み終えてから一言。「あれー、ブレーメンに行かないで終わっちゃったね!」そうそう、タイトルに偽りあり、だよね。私も同じ感想を持ったなー。2015/04/17
あくび
3
ブレーメンの音楽隊は他の本で読了なのですが、こちらはフリマアプリで譲ってもらいバラ売り不可だったので一緒にうちの子になった一冊。ちゃんとこちらも読了。2021/08/22