内容説明
きょうはおさるのゴーゴーのたんじょうび。ともだちはやくこないかな?さいしょにやってきたのは、とらくん。つぎにきたのは、カンガルーさん。ぞうさん、わにくん、ねずみくん…。さあ、あつまったのは、ぜんぶでなんびき?2005年BIB世界絵本原画展・金のりんご賞受賞作。
著者等紹介
パリョ,リュボスラウ[パリョ,リュボスラウ][Pal’o,L’uboslav]
1968年スロバキアのブラノフ・ナド・トプリョウに生まれる。プレショウ・シャファリーク大学、ブラティスラバ美術工芸大学に学ぶ。1997年、2002年にイタリア・ボローニャ国際絵本原画展に出品。2004年別府アジアビエンナーレ入選、およびIBBYオナーリストに選出される。現在は本のイラストレーション、デザインの仕事にたずさわる一方、ブラティスラバ美術工芸大学で美術を教えている。『1+1=2―たんじょうびにともだちなんびきくるかな?』で2005年ブラティスラバ世界絵本原画展「金のりんご賞」受賞
ささきたづこ[ササキタズコ]
香川県に生まれる。早稲田大学文学部卒業。6年間ドイツに滞在し、ドイツ語を学ぶかたわら、ミュンヘン国際児童図書館に非常勤で勤務する。帰国後ドイツの児童文学や絵本の翻訳・研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
10
スロバキア発。リュボスラウ・パリョの絵に惹かれて。数の本だが、1から10までというような簡単な数えるだけの本ではない。途中で出会ったり、戻ったりと、足し引きをしなければならないので、子どもにはけっこう難度高め。誕生会が無事始まるまでいろいろありました。2017/11/06
ニャーテン
7
おさるのゴーゴーの誕生日のお祝いにトラくん、カンガルーさん、サイの兄弟…友だちが次々やって来る。ありがちな誕生日のお話だが、この絵本のおもしろさはやって来た友だちの人数をたし算の計算式で確認できること。友だちが忘れ物やお迎えで一旦ゴーゴー宅を離れる時はもれなくひき算の計算式。たし算ひき算を学習中の小1の6歳息子は得意げw最後に全員そろっての最高にハッピーなパーティーの様子を見届けると「かぞえうたみたいだったね」と感想を言っていた。母は幸せな気持ちになる表紙がお気に入り。2022/10/17
ちょこちょこ
6
5歳2ヶ月の息子に読み聞かせ。誕生日会に行ったり戻ったり。でもさるくんはみんなに祝ってもらってよかったね。2019/03/20
けだま
4
1年生向け。誕生日のパーティに友達が集まってくる。やってきたり、お迎えに出て行ったり。その都度人数を足し算や引き算で考えてみる。最後は10になる。左ページが文章題で、右ページが計算式になっている。読むときは右ページを紙で隠しておくと良いかな。今年是非読んでみたい。考える時間を含め5分程度。2015/03/16
あおい
4
誕生日パーティーにやってきた友達の数をたしていきます。途中忘れ物して戻ったりすると引き算。たのしく計算しながら読める絵本2012/07/13