出版社内容情報
総勢159体の妖怪が街を練り歩く!
今日は妖怪まつりの日。ぼくと相棒で妖怪達を一人残らずノートに書き留めるぞ。妖怪列車でやってきた妖怪達は、街のいたる所を練り歩く。駅前をとことこ、商店街をどしどし、ショッピングモールをキョロキョロ。ユニークなオリジナル妖怪が次々と登場。会場に到着した総勢159体の妖怪が一堂に会した両観音開きのページは圧巻です。
【編集担当からのおすすめ情報】
幅広い分野で大活躍中のイラストレーター、北澤平祐さんの、ひと味違う新作絵本です。テーマはズバリ、妖怪。これがまた、北澤さんの手にかかるとなんともかわいくて、ユニークで、おもしろい妖怪達になるから不思議です。今日はみんなが楽しみにしていた妖怪まつり。たくさんの妖怪の中から、ぜひお気に入りの妖怪を見つけてみてください。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かなえ
10
北澤平祐さんの新作絵本。159体の妖怪が商店街やデパートなど色々な場所を練り歩き、どんな妖怪なのか1体ずつ紹介されている。妖怪の中では「ステンドグラスこ」が可愛くて、昔はよかったが口癖な「しみじみしじみ」が味があって面白かった。見開きのページで今まで登場した妖怪達が大きな絵一枚に収まっているのには圧巻。北澤さんの普段描かれている絵とは色使いが違っていて、レトロ感があるのが新鮮だった。この絵本の原画展にも行って北澤平祐さんに再びお会いしてお話できて嬉しかった。2025/09/23
たくさん
1
なんだか実在する(?)かどうかわからないものの、これは絶対に想像して実在しないようかいだって確実に思えるような多少ふざけた妖怪たちだけれど、この絵の中とても元気よく生命力があってごちゃっとしながらも楽しい風景がずっと続く。目玉焼き小僧とかノリ巻きせんべーとか食べ物が多い感じもする。愉快っちゃゆかい。蒔絵ものみたいに壮観に感じる一冊です。2025/09/07