子どもの本で平和を作る―イエラ・レップマンが目ざしたこと

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子どもの本で平和を作る―イエラ・レップマンが目ざしたこと

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 22X24cm
  • 商品コード 9784097251231
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

子どもの本を通して希望の種をまく

戦後、混乱した街中で大きな建物の前に人びとの列を見つけ、少女は、弟の手を引いて建物に入りました。すると、そこにはたくさんの本が並べてありました。そして、ステキな女性と出会います。その人こそ、イエラ・レップマンでした。

イエラ・レップマンは、国際児童図書評議会(IBBY)、世界で初めての国際児童図書館(ミュンヘン国際児童図書館)を創設した人です。

どのようにして、子どもの図書展をスタートしたのかを語ることで、子ども本の大切さを伝えています。

巻末に、イエラ・レップマンや、図書展についての解説もあります。






【編集担当からのおすすめ情報】
子どもの本に関わる人なら、だれもが耳にしたことのあるIBBY、また、ミュンヘン国際児童図書館を創設したイエラ・レップマンの物語です。
ユダヤ人であるイエラは、第二次世界大戦後、混乱したドイツに戻り、子どもたちに希望を与えることこそ大切であると痛感します。
「本」の力を信じ、「本」を通して世界平和を目ざしたのです。

IBBYの支部として活動しているJBBYの会長のさくまゆみこさんが翻訳しています。

内容説明

本を見ていれば、おなかがすいているのも、わすれられるかもしれません。いろんな国のお話を読んで、想像してみたら、どんなに楽しいでしょう。イエラ・レップマンは、戦争でなにもかも失ったときに、「子どもたちに笑顔をとりもどしたい」と行動をおこした人です。子どもの本の力を信じて、子どもの本で平和をつくろうと世界に呼びかけました。この絵本は、子どもたちにとって、本が、どんなにすばらしいものかを伝えています。

著者等紹介

スティンソン,キャシー[スティンソン,キャシー] [Stinson,Kathy]
カナダのトロント生まれ。学校で教え、2人の子どもを育てながら作品を書く。『あかがいちばん』(ほるぷ出版)、『The Man with the Violin』でカナダ児童文学賞をはじめ、多くの賞を受賞。イエラ・レップマンが設立した国際的組織であるIBBYのカナダ支部の長年のメンバーである。カナダ、オンタリオ州ロックウッド在住

ラフランス,マリー[ラフランス,マリー] [Lafrance,Marie]
グラフィックアートとエッチングを学び、サンフランシスコとニューヨークで版画家として働いた後、イラストレーションの仕事を始める。児童書を数多く手がけ、児童書作家としては最高の賞であるカナダ総督府文学賞に3度ノミネートされる。『The True Tale of a Giantess,Bunny the Brave War Horse』、『A Hen for Izzy Pippik』は数々の賞を受賞している。カナダ、ケベック州モントリオール在住

さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務、教職などを経て、フリーの翻訳者・編集者に。JBBY会長、「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

38
イェラ・レップマンのことを知らなかったので、漠然と読んでしまいました。 でも、気になったので、自伝「子どもの本は世界の架け橋」を読んだら、この絵本が輝き始めました。 戦争で荒廃した街で、レップマンは子どもたちに、夢と平和をつくるために、素晴らしい活動を行ったのですね。 この絵本はサイドストーリーですが、読み聞かせする大人にとって、とても大切な絵本になると思います。2021/11/15

k sato

30
本が平和をつくる(´▽`)国際児童図書評議会を設立したイエラ・レップマンをモデルにした絵本です。第二次世界大戦当時、イエラには信念がありました。お互いを理解し合うために子どもたちには本が必要であると・・・。イエラは、素晴らしい絵本を世界中から集め図書展を開催したのです。本が平和の礎になるという考えに賛同するとともに、どのような本を読むかによって、子どもに与える影響は変わってくるとも思います。良書を見極める審美眼を子どものうちから養えるといいですね。読書好きの私の心にも、平和が存在するということでしょうか。2023/09/01

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

28
絵本に登場するアンネリーゼが、イエラ・レップマンさんのモデル?と読んでいたら、図書館にいた女性がイエラ・レップマンさんでした。IBBY(国際児童図書評議会)・ミュンヘン国際児童図書館の創設者。彼女は「本」の力を信じて世界平和を志した方です。彼女の思いに応え、世界中から届いた本たちが、彼女の活動のスタートです。アンネリーゼたちが読んでもらった『はなのすきなうし』『ぞうのババール』は今でも読み継がれていますね。いつかミュンヘンにある国際児童図書館に行ってみたいです。【祈りや願いから考える平和】2021/08/17

Cinejazz

17
〝優れた子供の本は、世界の子供たちがお互いを理解し合い、繋がりを感じるのに役立つ〟と、第二次世界大戦で荒廃したドイツから訴え続け「国際児童図書評議会(IBBY)」の設立に貢献した、ドイツの児童文学者イエラ・レップマン(1891-1970)を紹介した絵本。〝この混乱した世界を正すことを、子どもたちから始めましょう。そうすれば、子どもたちが大人たちに、進むべき道を示してくれるでしょう〟―イエラ・レップマン 1945年 2022/09/07

いよの缶詰め

13
イエラ・レップマンの絵本。こんな人がいた事は全く知らなかった。戦争で綺麗な何もかも奪われた。しかし立ち寄った大広間にはたくさんの本があった。子どもの本から平和を作る。タイトルも素敵だ。2021/10/21

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