出版社内容情報
千利休から直伝を受けた弟子たちは、その茶道を諸国に伝えた。織部、遠州、宗旦達は利休の秘伝、口伝を伝書として後世に残し、それが茶道の発展に大きく寄与した。それらを総合して伝える茶書が「茶譜」(全十八巻)である。この事典的要素を持つ「茶譜」のなかから茶室、露地に関する部分を中心に一巻を編む。・収録古典一覧茶譜
千利休から直伝を受けた弟子たちは、その茶道を全国に伝えた。古田織部、小堀遠州、千宗旦らは利休の秘伝・口伝を伝書として後世に残し、それが茶道の発展に大きく寄与した。それらを総合して伝える茶書が、江戸初期に編纂された膨大な「茶譜」全18巻である。この事典的要素をもつ「茶譜」のなかから、茶室と露地に関する部分を抜萃して一巻にまとめた。