出版社内容情報
世界遺産 沖ノ島信仰の全貌
平成29年(2017)に世界遺産に登録された『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」の写真集。古代4世紀から数百年にわたって、国家による祭祀が執り行なわれた沖ノ島。磐座などの祭祀遺跡、今もなお島に残る遺物の数々、さらにこれまで誰も撮影していない沖ノ島の神々しく神秘的な夜景、星景の写真を初公開。
一般の人が上陸できない世界遺産として知られる沖ノ島。すべて国宝に認定されている島内から出土した8万点のご神宝の中から厳選した写真も多数収録。
内容説明
原点回帰。
著者等紹介
山村善太郎[ヤマムラゼンタロウ]
写真家。1943年、大阪市天満生まれ。日本写真専門学校卒。1967年フォトスタジオ設立。1980年頃よりフランス・パリをテーマに創作活動に入る。1995年、フランス政府より芸術文化勲章「シュバリエ」を受勲。2010年頃より御神木や磐座に日本人の自然崇拝の原点を見出し、撮影拠点を日本に移す。写真家西川孟氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
2
磐座:社殿のない時代の神道の原型 時間:ゆったりしだ時間・さまざまな表情 八万点の国宝:島から10万点の品々が元出され8万点が国宝指定 神迎神事:玄界灘の天候に左右 駐輦:例祭りの前日まで大島にとどめられる みあれ祭り:神さまのお力を神輿に還す 海上神幸:本土の神湊へ 陸上神幸:辺津宮まで 例祭;宗像大社にとって最も大切 感謝:神々に感謝を捧げる神奈備祭2025/03/03
HaiJa9
1
“二千光年の時を超えて”いや光年は時間の単位ではなくない!? とずっと引きずってしまった。いや古代からミャクミャクと〜と言いたいのはわかるんですけどね、誰も突っ込めなかったなら写真家という権威の敗北。今回の撮影で星景にハマり天体用カメラも買ったというが見開きA3判となると画質が少しユーミンなのは致し方なしか。構図が見事なだけに残念な箇所。目の肥えた現代人の悪さ。 沖ノ島に灯台があるのが違和感あったが、海上安全の神様なのだからと考えると、返ってしっくり感じるのは不思議である。久々に写真集を買えてよかった。2025/02/28
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